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沖縄米軍のトップが異例の記者会見 再発防止策協議へ

沖縄タイムス 5月28日(土)10時28分配信

 元海兵隊員の軍属の男による女性遺体遺棄事件で、在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官(沖縄地域調整官)は28日午前、北中城村のキャンプ瑞慶覧で記者会見を開いた。再発防止策について、具体案を出さなかったが、翁長雄志知事と同10時から電話会談することを明らかにし、「県や市町村から提案があれば検討する」と述べ、地元自治体と再発防止策を協議する意向を示した。
 ニコルソン氏は「寄り添い、哀悼する期間」として、沖縄に駐留するすべての米軍人、軍属、その家族に27日から約1カ月間、基地内居住者には基地外での飲酒、基地外居住者には基地内や自宅以外での飲酒を禁止する措置などを講じたと発表した。
 その上で、「罰するためのものではなく、犠牲者やその家族に深く思いをはせ、沖縄の住人としての責任を再認識するもの」「若い兵士には何のための期間か、私自ら質問していく」などと説明した。
 米軍がらみの事件・事故を受け、在沖米四軍調整官の沖縄メディアを対象とする記者会見は異例。ニコルソン氏は「沖縄の地域と分断されたくない。沖縄の地域と対話するために今後も記者会見を開きたい」と語った。ジョエル・エレンライク在沖総領事のほか、各軍や施設の司令官が出席した。

最終更新:6月9日(木)20時6分

沖縄タイムス