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沖縄の海のトワイライトゾーンにサンゴ生息「未特定の生物も」

沖縄タイムス 5月28日(土)10時44分配信

 琉球大学熱帯生物圏研究センターのフレデリック・シニゲル研究員らは、世界の海のトワイライトゾーンと呼ばれる水深30~100メートルほどの深場に、白化現象によるダメージを免れたサンゴが多く生息しているとの研究成果をまとめた。サンゴの子ども(浮遊幼生)の供給源となることで、衰退した浅場サンゴ礁の回復を促す可能性があるという。沖縄海域でもトワイライトゾーンは確認され、シニゲル研究員は「沖縄は特に多様なサンゴが生息しており、未特定の生物も多い。生態系にとって重要」と話している。
 研究成果はケニアで24日(現地時間)に開かれた国連環境計画の総会で発表された。シニゲル研究員ら国内外の34人の研究者が、カリブ海やハワイ、オーストラリアなど世界各地の海域を調べた結果をまとめた。
 トワイライトゾーンは人が潜って調査するには深く、潜水艇を使うには浅いため、生態系はよく分かっていないという。水温が比較的低いため、サンゴは白化の影響を受けにくいとみられている。
 沖縄では、瀬底島沖(本部町)や久米島沖(久米島町)などでトワイライトゾーンが確認された。1998年の白化でダメージを受けたトゲサンゴなど多様なサンゴが生息しているという。

最終更新:5月28日(土)11時1分

沖縄タイムス