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琉球独立論の背景とは? 津田大介さんらゲンロンカフェ沖縄

沖縄タイムス 5月28日(土)11時24分配信

 各論客が沖縄の現状を多角的に議論する「琉球独立論は何を夢みるか-ゲンロンカフェ沖縄出張版2 政治の夜」(主催・Nimby developments)が27日、那覇市内であり、登壇者が沖縄独立論について意見交換した。
 トークでは東浩紀(哲学者)、津田大介(ジャーナリスト)、熊本博之(明星大学准教授)、親川志奈子(琉球民族独立総合研究学会理事)の各氏が登壇。
 進行役を兼ねた津田氏は「沖縄の人々の怒りが頂点に達し、基地問題など差別的な処遇が省みられていない状況がある」と沖縄独立論の背景を指摘。
 親川氏は「独立国だった沖縄を元に戻したいと考えるのは普通の要求。ポジショナリティー(立ち位置)を考えると大部分の日本人は沖縄の基地負担を生み出す当事者であり、現在は沖縄基地の本土への引き取りも主張されている」と述べた。
 熊本氏は「沖縄が平和で幸せになる選択としての琉球独立があるなら日本と沖縄との対話はスタートできると思う」と強調。
 東氏は「日本語を使う空間で沖縄の歴史や文化は本土とまったく異なっている。その違いを強調することが沖縄の基地問題を気づかせるきっかけになるのではないか」と提起した。
 ゲンロンカフェはさまざまな社会的、思想的テーマで継続して行われているトークイベント。沖縄では初開催で26日のアートをテーマにしたトークに続き、2夜連続で行われた。

最終更新:5月28日(土)11時49分

沖縄タイムス