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高校総体:沖尚柔道アベックV

沖縄タイムス 5月29日(日)6時42分配信

■先鋒・糸数で勢い男子10連覇
 男子団体は沖縄尚学が決勝リーグ3戦全勝で貫禄の10連覇を果たした。6月に県内で開催される九州大会に向け、新垣琢也監督は「倍ぐらいの力を付け、九州に全てを懸けたい」。浮かれることなく、選手にさらなる成長を求めた。
 先鋒(せんぽう)の糸数雄斗が、予選からオール一本勝ちでチームを勢いづけた。内股を得意とする糸数だが、「九州や全国で大型選手に技を掛けきれなかった」と反省。今大会は、九州で通用する技を磨くため、担ぎ技だけで攻めることを自らに課した。
 予選を袖つり、決勝リーグは背負い投げと一本背負いで一本を奪う内容に、「決勝リーグは相手が自分より小さくて腰を引かれたが、うまくタイミングを合わせてかつげた」と手応えを得た様子だった。
 一方、無差別級の全国選抜で3位に入った実力者、新垣慶一郎は最終の豊見城南戦に大将で初登場し、玉井栄希に優勢負けを喫した。「5-0で終わりたかった。悔しい」と唇をかんだ。「気を引き締め、九州で優勝したい」と挽回を誓った。(勝浦大輔)

■女子11連覇比嘉主将がけん引
 3校で争った女子リーグは沖尚が2勝し、11連覇を飾った。初戦の那覇西、2戦目の豊見城南戦と大将を入れ替えたが、真喜志康孝監督が「ポイントゲッター」と信頼する比嘉杏美乃主将が2戦とも中堅を務め、チームを引っ張った。
 那覇西戦は0-1で出番が回ってきた。「どんな状況でも、落ち着いて自分の柔道」と引き締め、袖釣り込み腰で相手を倒して押さえ込んで一本。2年生大将の佐久原唯も「練習してきたことを、前面に出せた」と内股から押さえ込んで一本を奪い、2-1で初戦突破した。
 豊見南戦も、比嘉の関節技での一本で勝利を呼び込んだ。「一人一人が役割を果たした結果。優勝旗は必ず持ち帰りたかった」と喜んだ。昨年11月の九州新人大会は準優勝。「沖縄開催の九州大会で優勝し、全国でも4強に入りたい」と決意を新たにした。

最終更新:5月29日(日)6時42分

沖縄タイムス