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天井絵継承意義学ぶ 県立美術館で「オオカミ絵」展開幕

福島民報 5月29日(日)13時1分配信

 福島市の福島県立美術館の企画展「よみがえるオオカミ 飯舘村山津見神社復元天井絵展」は28日に開幕した。初日はフォーラムを開き、天井絵を受け継ぐ意義に理解を深めた。
 飯舘村の山津見神社拝殿の火災で焼失した後に復元された天井絵を再建後の拝殿に収める前に公開している。火災前に天井絵の写真を撮影し復元に生かした和歌山大のサイモン・ワーン特任助教と加藤久美教授、天井絵の再生に当たった東京芸術大大学院の荒井経准教授らが登壇した。
 加藤教授は「(火災前の天井絵を)見た者の責任として何らかの形で復元したいと考えた」と述べて、活動の経緯を紹介した。大学院生らと共に復元した荒井准教授は「100年後もオオカミ絵が継承されるようにしたい」と述べた。
 他に宮城県村田町の石黒伸一朗町歴史みらい館副参事が南東北地方のオオカミ信仰、村の元職員で文化財行政を担当した佐藤俊雄さんが村の山の神に関して語った。
 企画展は7月3日まで。オオカミ絵242枚が並ぶ。観覧は午前9時半から午後5時。月曜休館。一般・大学生270円、高校生以下無料。問い合わせは県立美術館 電話024(531)5511へ。

福島民報社

最終更新:5月29日(日)13時11分

福島民報