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廃炉の株主提案盛る 北電、総会の招集通知開示

北國新聞社 5月29日(日)2時58分配信

 北陸電力は28日、6月28日に開く株主総会の招集通知をホームページで開示した。総会の決議事項として、志賀原発1、2号機の廃炉などを求める株主提案5議案が盛り込まれた。北電の株主が提案権を行使するのは3年連続となる。

 株主提案では、原子力規制委員会の有識者調査団が敷地内断層の活動性を指摘したことに触れ、再稼働に向けた地質調査や安全対策工事の中止、規制委に申請した2号機の新規制基準への適合性審査取り下げなどを求めた。提案株主は99人で、議決権の数は1008個(10万800株)。

 招集通知には5議案すべてに反対する取締役会の意見も記された。原発については「安全確保を大前提に、原子力を活用していくべきだ」としている。

 招集通知によると、久和進会長ら取締役に昨年度の役員賞与は支給しない。賞与の全額カットは5年連続。昨年度の取締役16人の報酬は3億7700万円(うち社外取締役3人は1300万円)、監査役は8人で7100万円(うち社外監査役6人は1700万円)となる。

北國新聞社

最終更新:5月29日(日)2時58分

北國新聞社