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高校総体:女子400障害 大城 大会新で栄冠 終盤勝負 那覇西対決制す

沖縄タイムス 5月30日(月)6時46分配信

 県高校総合体育大会第3日は29日、25競技が行われ、陸上女子400メートル障害の大城有利加(那覇西)が1分2秒21の大会新記録で優勝した。男子5000メートルで兼次祐希(コザ)が14分54秒52の大会新記録で制した。
 空手道団体組手の女子は浦添が3連覇。男子は前原が史上初の5連覇を成し遂げた。
 剣道団体は小禄が初の男女同時優勝を果たした。女子は2連覇、男子は42年ぶりの快挙。
 なぎなた団体試合は首里が3戦全勝で優勝した。川本菜美(首里)は個人試合も制して2冠を達成した。演技は石川琴絵・伊佐初子組(知念)が頂点に立った。レスリング男子60キロ級は大城達人(北部農)、66キロ級は佐久田匠(浦添工)が制した。
 重量挙げ男子105キロ級で棚原幹善(沖縄工)がスナッチで県高校新記録の135キロ、ジャーク151キロを挙げ、トータル286キロの県高校新で優勝した。
 水泳の女子自由形50メートルで、真栄城蒼(沖尚)が100メートルに続いて県新記録を出し、2冠に輝いた。
 第4日は30日、ソフトボールやソフトテニスなど12競技が行われる。

 表彰台を那覇西勢が独占した女子400メートル障害で、3年の大城有利加が大会記録を1秒15縮める1分2秒21で制覇した。部内のライバルたちと切磋琢磨(せっさたくま)してきた3年間。「刺激し合った仲間がいたから、ここまで来られた」と感謝の言葉を口にした。
 県総体は1年生の時に優勝したが、翌年は2位に落ちた。その悔しさをバネに、練習に取り組んだ。高校最後の夏、「しっかり自分の走りをしよう」と大会記録の更新だけを目指して出場した。
 これまでは前半で飛ばし、後半で失速していたが、今大会から最後のカーブで歩数を合わせ、残り100メートルで勝負する作戦で臨んだ。
 最初のハードルを逆足で跳んでしまったが、「新しい経験だったけど、イメージ通りに最後までスムーズに走れた。楽しかった」と笑顔をみせた。
 30日からは県総体3連覇が懸かる100メートル障害に出場する。「自分の走りを貫き通せばタイムも順位もついてくる」と13秒台での県高校新記録樹立を狙う。
 「県総体の頂点は誰にも譲る気はない。暴れてきます」と力強く宣言。視線は、全国総体決勝の大舞台を見据えている。(我喜屋あかね)

最終更新:5月30日(月)6時46分

沖縄タイムス