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FC琉球 秋田とドロー 激闘 両者引かず

沖縄タイムス 5月30日(月)6時42分配信

 サッカーの明治安田J3は29日、各地で第11節が行われ、FC琉球は県総合運動公園陸上競技場で首位のブラウブリッツ秋田と対戦し、1-1で引き分けた。琉球は通算5勝4分け2敗の勝ち点19で4位。同日に白星を挙げ、勝ち点21のSC相模原が得失点差で首位に立った。 
 前半27分、相手FWに頭で合わされて先制された琉球だったが、直後の28分にMF田中恵太が右足で突き刺し、同点で折り返した。
 一進一退の攻防が続く後半、MFレオナルドのシュートやDF平田拳一朗の果敢なドリブルでゴールに迫るが得点できなかった。アディショナルタイムにPKで最大のチャンスを得たが、田中のキックは相手GKにセーブされ、ドローとなった。次戦は6月12日午後1時から、南長野運動公園総合球技場でAC長野パルセイロと対戦する。

 前節まで首位を走り、負け知らずの秋田に初めて土をつける絶好機はアディショナルタイムに訪れた。ペナルティーエリア内で相手がハンドし、琉球がPKをもぎ取った。キーパーと対峙(たいじ)したのは主将の田中恵太。「自分が打つ。試合を決める」と強い気持ちで左方向に蹴ったがキーパーにはじかれ、終了のホイッスルが鳴った。試合後、「チームに申し訳ない。プレッシャーがあるのは当たり前。僕の能力不足」と田中の表情はさえなかった。
 上位チーム同士の試合らしく、一進一退の攻防が続いた。積極的にシュートを放ち、相手ゴールを脅かした琉球。両サイドからの攻撃も駆使し、田中の同点弾も平田拳一朗の左クロスから生まれた。激しく競り合い、首位相手に攻める姿勢を貫いた戦いぶりに、サポーターから大きな声援が向けられた。
 金鍾成監督は「PKは仕方がない」と田中をかばう。「これまでで一番タフな試合。上位に食い込むため、リーグ終盤に力を出し切ることを意識している。一つ一つやっていく」と前を向いた。(新垣亮)

最終更新:5月30日(月)6時42分

沖縄タイムス