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週末の米国市場が堅調となったことや為替も円安となったことが好感されて買われ堅調な展開が期待されそう

ZUU online 5月30日(月)8時0分配信

おはようございます。休日に天気が良いと気分も良いのですが、週明けの雨は何となく憂鬱です。株式市場は消費増税延期の報道もあり、堅調な展開が期待されますが、これまで何度かの「バブル」を経験した身としては何となく物足りない気がします。覇気がないというか、やはり、株式相場が「鉄火場」と化してしまっていることが大きな要因ではないかと思います。

株式市場も世につれ人に連れてということはわかるのですが、インターネット上で飛び交っている株式の情報のいい加減さ、独りよがりの情報、虚実ではなく虚虚とした情報に惑わされている人も多いと思います。ただ、そうした情報に頼っている人も、そうした情報の洪水に巻き込まれているのが快感としている人も多いので、別に悪いというわけでもないのでしょうが、「株式投資」というよりは「カジノ」に近いような気がします。インターネットでの株式用語も耳障りで聞きたくなくなっています。インターネットを利用して商売をしている身ですが、本当のことを、本当の「投資」を伝えていきたいと思います。

本日の日本市場は週末の米国市場が堅調となったことや為替も円安となったことが好感されて買われ堅調な展開が期待されそうです。節目とみられる17,000円を意識したところからは上値も重くなるのでしょうが、逆に売り急ぐ材料があるということでもなく堅調な地合いが続きそうです。為替次第ということでしょうが、円高を懸念して売られていた銘柄などを中心に買い直されてくるのでしょう。

日経平均は節目とみられる17,000円を超えてくるかどうかというところです。16,000円台後半での保ち合いが続いているということで、この保ち合いをどちらに放れるかということになりそうです。消費増税延期で上に放れるか、米国の利上げからの円安を材料とされるかどうかということになりそうです。17,000円水準が上値とみられます。

■本日の投資戦略

米国での利上げ、日本では消費増税の延期をどのように織り込んでいくか、あるいは織り込んでいるかということが今週の動きになってくるのだと思います。週初は米国市場が休場となるのですが、月末月初ということで主要な経済指標の発表も多く、波乱含みとなりそうです。ただ、消費増税延期にしても、米国の利上げにしても悪い方に考えれば株式相場にとっては悪材料であり、良い方にとれば好材料となるものなのですから、引き続き「動いた方につく」ということであり、「為替次第」ということになりそうです。

本日の日本市場でもとりあえずは上値を試す動きになるのでしょうが、引き続き17,000円という水準を意識するものと思います。17,000円を付けたら付けたで達成感も出てくるのでしょうし、つけなければつけないで失望感が出るという状況には変わりないと思います。上値の重くなったところで、買いが入るかどうかということで相場の方向が決まりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:5月30日(月)8時0分

ZUU online