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ブラジルの為替相場、1ドル3.6レアルまで下落

MEGABRASIL 5月30日(月)7時19分配信

テメル暫定政権の不安定化により金融政策に不安感広がる?

グローボ系ニュースサイト「G1」が5月27日づけで伝えたところによると、27日の外国為替相場は1USドル3.611レアルで取引を終えたという。

1週間で2.64%レアル安が進んだことになる。

このレートは4月初旬以来のレアル安水準。ブラジル国内が5月26日の聖体の祝日を含む休暇時期に入り、取引量が少ない状態でもあるが、アメリカ合衆国連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長が数か月内に米国金利を上げる可能性に言及したことが大きく影響しているとみられる。

5月に入りレアルは4.97%下がったが、年初と比較すると8.54%のレアル高だ。

市場関係者はテメル政権で閣僚の不適切発言による交代等が政権の不安定化への懸念を生じさせているという。政権の不安定化により金融政策が厳格、機敏に行えるかどうかにつき不安感が広がっているというのだ。

ブラジル中央銀行は今のところ為替介入については触れていない。

(文/余田庸子)

最終更新:5月30日(月)19時54分

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