ここから本文です

ショッピングモールで日用雑貨品店など多店舗展開、(株)プラスハートが民事再生法申請

東京商工リサーチ 5月30日(月)18時59分配信

 (株)プラスハート(TSR企業コード:571286518、法人番号:3120001088796、大阪市中央区北浜1-9-9、設立平成10年9月、資本金3660万円、松尾正司社長、従業員150名)は5月30日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。申請代理人は山形康郎弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所、同市中央区北浜2-5-23、電話06-6201-8567)、監督委員には密克行弁護士(密総合法律事務所、同市中央区高麗橋2-5-10、電話06-6221-0460)が選任された。
 負債総額は約40億円。
 代表らの斯業経験を活かして設立したもので、日用雑貨品店「Plus Heart」(プラスハート)を主力に展開。平成11年11月、直営店第一号を開設し、その後はアパレル・アクセサリー・服飾雑貨に特化した「pitch」(ピッチ)やギフト提案型の「tous LES JOURS」(トゥレジュール)、さらに次世代の屋内ガーデニングライフスタイルを提案する劇場型生活雑貨の専門店「NiGLs」(ニグルス)等の異なる業態の店舗を設置し、28年5月で直営92店舗、FC店28店舗を展開していた。出店数に連動して業容は拡大し、平成23年8月期にはピークとなる売上高63億9133万円を計上していた。
 しかし、出店に係る費用負担は重く、22年8月期以降は極力出店を控え業容は縮小に転じ、27年8月期の売上高は58億1128万円まで低下していた。収益面は撤退費用や人件費負担等もあって、近時は赤字を含み低調に終始。資金繰りは逼迫し、一部取引先に対して支払サイトを延長してしのいできたほか、金融機関にはリスケ要請をするなどして再建を目指していた。しかし、この過程で粉飾決算が発覚し、金融機関との支援交渉が決裂。立て直しは困難となったことから今般の措置となった。

東京商工リサーチ

最終更新:5月30日(月)18時59分

東京商工リサーチ