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知らない人は「病院」や「薬局」で損してる 本気の医療費の節約術3つ

マネーの達人 5月30日(月)5時18分配信

(1) かかりつけ医(ホームドクター)をもって医療費を節約!

『大きな病院の方が、いろんな専門医師に診察してもらえるので安心』
という理由で大きな病院をかかりつけにされている方を耳することがあります。

特に500床以上を持つ大病院(たとえば大学病院など)をいきつけにされている方は、今までのかかりつけ医の考え方を改めなくてはいけなかもしれません。

それは今年(2016年)4月から大病院の受診に、特別料金が加算されることが義務化されたからです。

そもそも、大病院には、最先端の医療器具などがそろってあり専門医がたくさんいたり、重症患者さんの治療にあたれるようになっています。

しかし、外来の大半は、かぜなどの軽症の病気の患者さんだそうで、勤務医も大変な重労働を強いられているようです。

待ち時間が長いのに診察は数分ということをよく耳にしますが、大きな病院には、重症患者さんの治療に当たるという役割があったからなんですね。

そういった状況を改善し

「地域の医院・診療所」
「一般病棟ベット数 200床以上の病院」

との機能分担を進め、「初期の診療は医院・診療所で、高度・専門医療は病院で行う」ことを目的として 、平成18年以降、紹介状なしに一般病棟 ベット数200床以上の病院で受診すると初診時 特別料金(特定療養費・選定療養費)が 任意に設定(5000円以下)されました。

さらに今年28年4月1日から、一般病棟ベット数500床以上の大病院で紹介状なしに受診されると、初診時5000円※以上(歯科は3000円以上)の特別料金がかかるように義務化されました。

また、診療所など他の医療機関を受診するよう、病院から紹介を受けても、引き続き大病院の受診を希望する場合は、再診でも2500円以上※(歯科は1500円以上)の特別料金がかかることになりました。

※金額は病院ごとに決定。

※平成18年より引き続き、一般病棟ベット数 200床以上500床未満の病院は、医療機関が定めた特定療養費(5000円以下)がかかります。ホームページなどで「特定療養費・選定療養費 」として料金が記入されております。

ちなみに、大病院とは、特定機能病院及び500床以上の地域医療支援病院のことです。

診療所は、ベッド数0~19床です。初期診療で風邪とか入院が必要ではない病気を対象にしたり、かかりつけ医として最も気軽に受診でき、総合病院や専門病院に紹介してもらうのにありがたい存在でもあります。この中には「医院」や「クリニック」と称されるものも含みます。

一般に病院とよばれているのは、ベッド数20床~199床で軽症な病気やけがから、一般によく行われる手術までを対象とし、高度な専門性まで追求する必要がない人を対象にしています。

設備も専門病院ほどはそろってはいません。普段かかるなら、複数の診療科と医師がいるので一番リーズナブルにかかれる病院です。

特別料金(特定療養費)は、10割自己負担です。

* 紹介状(診療情報提供書)は2500円、3割負担で750円
* 紹介状なしの大病院初診時の特別料金、全額自己負担5000円以上。

となると、一旦、一般病棟200床未満の病院や診療所などで診察してもらい、さらに専門の治療を受けたいときには、紹介状を書いてもらう方が、医療費は安くて済みますね。

このような方は、「特別料金」の徴収の対象外です。

・救急の患者
・国・地方の公費負担医療制度の受給対象者
※地方単独の公費負担医療の受給対象者については、事業の趣旨が、特定の障害・疾病等に着目しているものである場合に限る。
・無料定額診療事業の対象患者
・HIV患者(エイズ拠点病院における初・再診のみ)
・その他、医療機関の判断で、定額負担を求めなくてよい場合
(1) 自施設の他の診療科を受診している患者
(2) 医科と歯科との間で院内紹介された患者
(3) 特定健康診査、がん検診等の結果により精密検査受診の指示を受けた患者
(4) 救急医療事業、周産期事業等における休日夜間受診患者
(5) 外来受診から継続して入院した患者
(6) 地域に他に当該診療科を標榜する保険医療機関がなく、当該保険医療機関が外来診療を実質的に担っているような診療科を受診する患者
(7) 治験協力者である患者
(8) 災害により被害を受けた患者
(9) 労働災害、公務災害、交通事故、自費診療の患者
(10) その他、保険医療機関が当該保険医療機関を直接受診する必要性を特に認めた患者

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最終更新:5月30日(月)5時22分

マネーの達人