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【堀聖人投資サロン】 新規公開株(IPO)と未公開株って何が違うのですか?

マネーの達人 5月30日(月)5時21分配信

株式投資の手法はいくつもありますが、その中に新規公開株を買う投資法と未公開株を買う手法があります。

「新規公開株」と「未公開株」…。何か似ているようで違う気もしますね。

ゲスト様から同様の質問をいただきましたので、今回の堀聖人投資サロンでは、「新規公開株」と「未公開株」の違いを話し合ってみたいと思います。

新規公開株と未公開株って何が違うのですか?

投資サロン主催者:堀聖人(以下、堀)
ゲスト:GUEST様(以下、G様)

サロン参加者:Gさん。Gさんは株投資経験半年のママさん投資家です。コツコツと株投資手法を学んでいて、投資信託や外貨投資にも興味があるとか。

Gさん:よく「IPO株を買って儲けた」っていう話を聞くんですけど、IPO株って新規公開株のことですよね。その他に未公開株という種類の株を買うこともできると聞きました。

新規公開株(IPO株)と未公開株って何が違うのですか? 聞いた感じ同じもののように聞こえるんですけど。

堀:良い質問ですね。結論から言うと、IPO株と未公開株は全く別物ですので注意してください。

IPO投資ではそれなりに収益を上げている投資家が多いですし、投資初心者でも比較的簡単に利益を上げられると思います。しかし、未公開株の扱いは非常に難しく、未公開株関連の詐欺事件が頻繁に起こっています。株投資初心者には決しておすすめできません。

Gさん:詐欺ですか…?

堀:はい。まずは、IPO株と未公開株の違いを頭に入れておくと良いと思います。分かりやすくお伝えしますので、まずは基本を知っておいてください。

■IPO株と未公開株の違い

堀:新規公開株(IPO)とは、新規で上場する株式のことです。

いまだ記憶に新しいですが、2015年に新規上場となった日本郵政3銘柄は大型IPO案件でした。はてな(3930)も大人気で公募価格の4倍近い初値(公募価格800円、初値3,025円)となりましたね。

人気のあったIPO株を例に挙げてみましたが、要は日本の取引所に新たに上場する株式をIPO株と言います。

証券口座を開設した個人投資家は、IPO株の購入申請を行ない抽選で当選すると買える。つまり、文字通り “公開” された株式なわけです。

Gさん:はい、それは分かります。実は私もIPO株、買いたいと思っているんですよ。それでIPOをググっていたら、「未公開株」というキーワードに出くわしまして。

堀:未公開株とは、公開されていない株のことで、証券取引所には上場されていない一般の会社の株になります。ですから、一般の個人投資家がネット証券口座で買い付けるのと同じように買うことができないのが未公開株です。

Gさん:そうなんですか。 未公開株は買えないんですね?

堀:絶対に買えないというわけではありません。日本取引所グループのHPにしっかり記載されていますが、未公開株を販売できるのは

・当該未公開株の発行会社
・第一種金融商品取引業者の登録を受けている金融商品取引業者

となっています。上記条件に当てはまる会社からは未公開株を買うことができますので、絶対に買えないというわけではないんです。

Gさん:未公開株を買うメリットってあるのでしょうか? もしかして、意外に儲けられる株?

堀:メリットを上げるなら、もし将来上場するようなことがあれば、未公開時に買付けたときよりも株価が高くなることがある、という点でしょうか。

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最終更新:5月30日(月)5時21分

マネーの達人