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伊勢志摩サミット・首脳宣言、鉄鋼業の過剰生産能力「差し迫った構造問題」

鉄鋼新聞 5月30日(月)6時0分配信

 主要7カ国首脳会議「伊勢志摩サミット」で採択された首脳宣言に、鉄鋼業の過剰生産能力問題が盛り込まれた。首脳宣言は、鉄鋼の過剰能力を「世界的な影響を伴う差し迫った構造問題」とし、市場歪曲的な措置の排除などを通じて、能力過剰の解消に向け緊急に対処する方針を打ち出した。

 各国首脳は工業部門の能力過剰問題が世界経済へのマイナス要因になるとの認識で一致。特に鉄鋼における過剰を問題視した。
 首脳宣言は、鉄鋼の過剰生産能力問題について、経済、貿易、労働者(雇用)に負の影響を与えると指摘。過剰能力を助長する政府および政府機関による補助金などの支援に対する懸念を明確にした。
 経済協力開発機構(OECD)の鉄鋼委員会が4月に開いた次官級協議は、能力過剰問題について話し合うプラットホームの立ち上げなどで一致した。首脳宣言はOECDなどの場を活用した協議に加え、WTO(世界貿易機関)ルールにのっとった貿易政策上の権利行使についても検討すべきと強調。政府による支援に関しては、その特定と排除を求めることでも協調すべきとした。

最終更新:5月30日(月)6時0分

鉄鋼新聞

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