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マランツの6000シリーズに、「CD6006」「PM6006」が登場。 劇的な音の進化に驚く

Stereo Sound ONLINE 5月30日(月)19時49分配信

欧州で長年愛されるシリーズの最新版

 マランツから、6000シリーズの最新モデル「CD6006」と「PM6006」が発表された。それぞれ定価¥48,000(税別)、¥60,000(税別)で6月中旬の発売を予定している。

 同社の6000シリーズは、欧州では500ポンド以下のカテゴリーで人気を集めている製品となる。日本ではCDプレーヤーのみ発売されていたが、作年プリメインアンプのPM6005を導入したところ、相乗効果でシェアを伸ばしてきたそうだ。

 今回もCDプレーヤー「CD6006」とプリメインアンプ「PM6006」を同時リリースされており、音楽ファンからさらに大きな注目を集めることだろう。

 ではそれぞれの製品はどのような進化を果たしたのか。

 そもそもマランツのプリメインアンプは、B&Wの800シリーズを駆動できることが求められている。PM6006もそれは同じで、今回は出力段の素子を見直して、瞬時電流供給能力を22Aから31Aに改善した(42%アップ)。これによりボトルネックが解消され、より幅広いスピーカーとの組み合わせが楽しめるようになっている。

 さらに192kHZ/24ビット対応のデジタル入力も同軸1系統+光2系統となった(PM6005はそれぞれ1系統)。なおDACチップにはシーラスロジックのCS4398を搭載、DACチップ以降のアナログ回路には独自のHDAM/HDAM SA2を採用するなど、CD6006と同等の回路構成となっている。

 またデジタル回路部分は専用のシールドケースに収め、またデジタル入力を選んでいない場合には、デジタル回路への電源供給を停止するなどの配慮を施すことで、アナログ回路へのデジタルのイズの影響を抑えている。

CDメディアとUSB DACドライバーデバイスの再生が可能

 一方の「CD6006」は、先述した通りDACチップにシーラスロジックのCS4398を使用、HDAM/HDAM SA2との組み合わせという構成を採用する。

 この他にも、アナログオーディオ回路用として、ニチコン社と共同開発したカスタム・ブロックコンデンサーは搭載している。開発時には試作と試聴を繰り返して製品ごとに最適なものを選んでいるそうで、マランツ サウンドマネージャーの尾形好宣氏も、「以前ではこのクラスへの搭載は難しかったであろうカスタム・ブロックコンデンサーを使えるようになって、その進歩に感謝しています」と話してくれた。

 さらにインシュレーターも改善され、樹脂系素材は同じだが、リブを補強して重量もアップ、結果として共振抑制効果が向上しているそうだ。なお、インシュレーターのフェルトはAV8802用に開発した物を採用する。

 ヘッドフォンアンプは高速オペアンプ+HDAM-SA2のディスクリート高速電流バッファーアンプの組み合わせで、新たにゲイン切替え機能(High/Middle/Low)も準備した。これは、多くのユーザーの要望に応えたもので、音質の違いも楽しんで欲しいとマランツでは話している。

 外部メディアの再生については、USBメモリーからの音楽ファイル(WAV/MP3/WMA/AAC、いずれも32/44.1/48kHZz)とiPhone/iPadからのデジタル再生ができる。iPodは充電対応済みだ。

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最終更新:5月30日(月)19時49分

Stereo Sound ONLINE