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高岡市民病院遺族と和解 「ブルガダ症候群」見抜けず死亡/富山

チューリップテレビ 5月30日(月)20時17分配信

 おととし、高岡市民病院で診察を受けた当時50歳の男性が突然死したのは、重症度の高い不整脈・『ブルガダ症候群』であると見抜けなかったためなどとして、遺族が病院に損害賠償を請求していたことが分かりました。

 病院側は、和解するとしています。

 「このブルガダ症候群を的確に診断できなかったことにより、その後の突然心停止を引き起こし、亡くなられたものであり、非常に遺憾だと思っております」(高岡市民病院・遠山一喜病院長)
 死亡した男性は、おととし7月、就寝中に発作を起こして2回、高岡市民病院を受診。中枢神経系に異常が見られると診断されました。
 しかし、およそ1か月半後に自宅で突然、心停止となり、その後、心室細動が引き起こす不整脈、『ブルガダ症候群』が死因だったことが分かりました。
 遺族側は、医師が『ブルガダ症候群』と見抜けず循環器系の診断を怠ったことや、除細動器を取り付けていれば突然死を防げたことを主張して、去年5月、病院側に7550万円の損害賠償を請求。

 一方、病院側は一定の責任を認めた上で遺族と示談交渉を進めてきました。その結果、病院側が遺族に賠償金6000万円を支払うことで和解が成立したということです。
 高岡市民病院では再発防止にむけ対策を強化するとしています。

チューリップテレビ

最終更新:5月30日(月)20時17分

チューリップテレビ