ここから本文です

ハイレベルなパ・リーグ本塁打王争い 助っ人2人の陰で、昨年のキングが…

Full-Count 5月30日(月)11時52分配信

5月12発のレアードがメヒアかわしてトップも…徐々に調子を上げる中村

 野球の醍醐味の一つといえる「ホームラン」。今年もハイペース、かつし烈なホームラン王争いが繰り広げられている。

2016年 セ・リーグ&パ・リーグ 順位表

 29日終了時点でパ・リーグのホームラン数トップを走るのは、日本ハム・レアード。両リーグ通じて単独トップに立つ計17本のホームランを放っている。4月は3試合連続弾を含む6本塁打を放つなどの活躍を見せた後、一時的に調子を落としていたが、5月に入り12本塁打と一気にペースアップ。その勢いはとどまることを知らない。

 これに続くのは西武・メヒア。4月24日の楽天戦で満塁弾を含む3本塁打を放つなど、4月に計10本塁打をマークした。5月もややペースが落ちたとはいえ、月間6本塁打を記録してランキング上位に名を連ねている。

 現状では外国人2選手が目立っているが、ホームランバッターといえばやはり、メヒアと同じチームに所属する中村剛也が挙げられる。今シーズンはメヒアの活躍の陰に隠れるように、4月まで2本塁打にとどまっていたが、5月に入ってからは量産体制に入り、29日の試合でも試合をひっくり返す逆転の3ランで月間9本目を記録。徐々に調子を上げてきている。

今季は試合後半で10本塁打、昨年とは逆転の現象に

 中村の愛称である「おかわり君」。1試合で2本以上のホームランを打つと、ファンはこれを「おかわり弾」と呼ぶ。昨シーズンは4度の「おかわり弾」が見られたが、今季はまだ披露できていない。こちらは現役最多の通算67本塁打を記録している交流戦で期待したいところだ。

 また今季の中村のホームランをイニング別でみると、試合前半(1~5回)に1本、試合後半(6~9回)に10本と、試合後半でホームランを放つケースが多い。昨季は試合前半に計25本、試合後半は10本だっただけに、逆転する現象が起きている。終盤の勝負所での一発に期待しつつ、序盤からチームを波に乗せる本塁打も待たれる。

 現在、西武は4位に沈み、なかなか上位との差を詰められずにいる。29日の試合後のヒーローインタビューでは「たまには打つんで」と謙遜したが、なかなか波に乗れないチームを、調子の上がってきた主砲の一撃で上昇気流に乗せることはできるだろうか。

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

最終更新:5月30日(月)11時52分

Full-Count

スポーツナビ 野球情報