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広島で4羽の折り鶴を折ったオバマ大統領

ハンギョレ新聞 5月30日(月)6時35分配信

日本では原爆被害を示す象徴 2羽は迎えた学生たちに 2羽は芳名録の横に

 
 バラク・オバマ米大統領が27日、広島で折り鶴を折った。

 オバマ大統領が訪れた広島平和記念公園で、学生たちで一番賑わう場所は、原爆の後遺症で白血病を発症して亡くなった佐々木貞子さん(1942~1955)を追悼する「原爆の子の像」だ。闘病中だった佐々木さんは、折り鶴を1000羽折ると治るという話を聞き、薬の包み紙を集めて964匹まで折り鶴を折ったが、ついにこの世を去った。以来、折り鶴は原爆被害の非人道性を告発する象徴となった。広島に修学旅行に来る日本の生徒たちは、例外なく自分たちが折った折り鶴をこの像に捧げる行事を行う。

 東京新聞は28日、オバマ大統領が広島で自ら4羽の折り鶴を折り、2羽は大統領を迎えた小中学生に、残り2羽は、自ら記録した芳名録の横においたと報じた。このニュースを聞いた貞子さんの兄の昌弘さん(74)は、日本経済新聞とのインタビューで「貞子も喜んだだろう。うれしかった」と語った。

 また27日に原爆死没者慰霊碑への献花の花輪をオバマ大統領に手渡した女子高生は、被爆3世の並川桃夏さん(17)であることが明らかになった。彼女は「被爆者が生きている間に(米国の大統領に)会えたのは良かった。実現すると思っていなかったので涙が出そうになった」と話した。オバマ大統領と手を握り合って長く話をしていた坪井直・日本原水爆被害者団体協議会(被団体協約)代表委員(91)は「素晴らしい演説。核廃絶の一歩になる」と語っており、オバマ大統領に抱き締められた森重昭さん(79)も「長年の活動がこんな形で報われるとは」と感極まっていた。被爆者である森さんは広島で被爆した米国人12人の実態を調査し、米国の遺族に知らせる活動を続けてきた。

東京/キル・ユンヒョン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:5月30日(月)6時35分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。