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セ・リーグで最も「助っ人攻撃力」が高いチームはどこか?

ベースボールキング 5月30日(月)17時30分配信

 助っ人補強を制するものがセ界を制す。

 今年のプロ野球界ではそんな言葉が定着しつつある。外国人選手が額面通りに働けばペナントレースもそこそこ戦えるし、中軸として期待していた助っ人が日本野球の適応に苦しむようだとチーム成績も停滞気味。要は今の球界ではそれだけ助っ人選手への依存度が高いということだろう。交流戦突入前のリーグ戦終了、今シーズンも各チームすでに50試合以上を消化しているが、今回はここまでのセ・リーグ助っ人野手の成績をチームごとに見てみよう。

<セ・リーグ>
【広島】
エルドレッド
53試合 打率.346 14本塁打 32打点 OPS.1.042

ルナ
17試合 打率.286 1本塁打 11打点 OPS.740

【中日】
ビシエド
52試合 打率.309 14本塁打 39打点 OPS.985

ナニータ
49試合 打率.317 2本塁打 18打点 OPS.759

エルナンデス
17試合 打率.217 1本塁打 6打点 OPS.575

【阪神】
ゴメス
52試合 打率.280 13本塁打 42打点 OPS.891

ヘイグ
28試合 打率.237 2本塁打 11打点 OPS.694

【DeNA】
ロペス
50試合 打率.262 12本塁打 36打点 OPS.812

ロマック
17試合 打率.104 0本塁打 2打点 OPS.358

【巨人】
クルーズ
39試合 打率.268 5本塁打 20打点 OPS.696

ギャレット
43試合 打率.225 7本塁打 21打点 OPS.734

アンダーソン
3試合 打率.250 0本塁打 1打点 OPS.500

【ヤクルト】
バレンティン
46試合 打率.294 15本塁打 43打点 OPS.977

 エルドレッド(広島)、ビシエド(中日)、ゴメス(阪神)、ロペス(DeNA)、バレンティン(ヤクルト)と各チームに打撃タイトルを争う大砲がいる中で、巨人だけそのクラスの外国人選手がいないのが分かる。由伸監督を悩ます12球団ワーストのチーム打率.240、157得点という貧打の最大の要因は頼れる助っ人の不在にありそうだ。

 対照的にリーグ首位を走る広島はエルドレッドがクリーンナップの一角としてチーム打率.273、55本塁打、273得点と猛打のビッグレッドマシンを牽引。戦前の予想を覆し2位につける中日も、ビシエドという柱となれる若きスラッガーの獲得に成功した。まさに助っ人補強を制するものがセ界を制すと言っても過言ではないだろう。

 興味深いのが、セとは対照的に現在パ・リーグ首位を独走しているソフトバンクの外国人野手出場はカニザレスの8試合のみ。李大浩(現シアトルマリナーズ)が昨オフに退団し基本的に純国産打線で臨む2016年シーズン。それでいてリーグトップの240得点を記録しているのだから、チームの日本人野手の層の厚さと総合力の高さがうかがえる。

 31日から始まるセ・パ交流戦の見所のひとつは、ソフトバンクの国産打線VSセ・リーグ各球団の助っ人大砲になるだろう。

文=中溝康隆(なかみぞ・やすたか)

BASEBALL KING

最終更新:5月30日(月)17時30分

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