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17,000円台堅めとなるか、達成感からの手仕舞い売りに押されるか

ZUU online 5月31日(火)8時0分配信

おはようございます。梅雨の走りのようなパッとしない天気となっています。元来「五月晴れ」というのは梅雨の合間の晴れ間をいうそうですが、「五月晴れ」が恋しくなってきます。株式市場は一足早く、梅雨を明けたような感じでもあるのですが、ここからしっかりと上値を買えるか、実体経済がついてくるかということが注目されそうです。

昨日もつらつらと考えていたのですが、やはりストップ高をするような銘柄は当然ストップ安をする可能性も高いわけで、長い目で見ればストップ高を当てる、ストップ高の期待で買いつくよりはしっかりと上昇するところで株を買うという方が最終的には利益が出るのだと思います。確率の悪いホームランを狙ってぶんぶん振り回すよりは、しっかりとヒットを飛ばしていく方が良いということだと思います。

米国市場は休場、夜間取引の日経平均先物は上値が重くなっており、本日の日本市場は17,000円台堅めとなるか、達成感からの手仕舞い売りに押されるかということになりそうです。特に買い上がるだけの手掛かりにも乏しいのですが、逆に売り急ぐ理由もないということで主力銘柄を中心に売られ過ぎの修正から指数も堅調な展開になるものと思います。小型銘柄も引き続き、目先筋の買いが集まりそうです。

日経平均は節目とみられる17,000円水準を抜けてきました。ここから17,000円台固めとなるのではないかと思います。それでもまだ17,000円水準が上値という見方もありそうで、これまでの節目となっていた16,800円水準までの調整はありそうです。いったん上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されるということもありそうです。

■本日の投資戦略

消費増税延期ということが伝えられたのですが、すでに織り込まれていたということで特に買い手掛かりにはならなかった感じです。むしろ米国の利上げが必至という雰囲気になって、昨年8月、9月や12月、そして今年の1月、2月とは違って米国の上げが円高にならないということが好感されて日経平均は17,000円を超えてきたということでしょう。米国市場が休場で手掛かりには乏しいのですが、まだまだ為替の動きも見えていないなかでは上値も限られそうです。

円高を嫌気して売られすぎていた銘柄の買い直し、見直し買いは継続しそうです。電子部品株や自動車株も円高の影響が少ないものまでついでに売られていた感もあり、買い直しの動きも続きそうです。市場で、世間で言われていることでも案外間違えて伝えられていることも多く、ニュースで売られたとしても本当に売られる材料なのかどうかをしっかりと調べるということも必要です。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:5月31日(火)8時0分

ZUU online