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米国産豚肉の輸入再開などをめぐり国会内外で激しい抗議/台湾

中央社フォーカス台湾 5月31日(火)18時50分配信

(台北 31日 中央社)林全・行政院長(首相)が立法院(国会)で20日の就任後初となる施政方針演説が行われる予定だった31日午前、飼料添加物ラクトパミン入りの米国産豚肉の禁輸措置解除などに反対する野党・中国国民党の立法委員(国会議員)と市民による激しい抗議活動が立法院の内外で行われた。

林氏を任命した民主進歩党・蔡英文政権は、禁輸措置解除に対する立場を明らかにしていない。だが、農業委員会の曹啓鴻主任委員が先月下旬、解除を示唆するような発言を行い、反発を招いていた。

院内では国民党の立法委員が演壇を占拠し、林氏の演説を妨害。一方、院外では同党の台北市議の呼びかけによって養豚業者や漁業関係者など1000人近い市民が集まり、「林全は辞任しろ」などと抗議の声を上げた。また、一部では院内への突入を図る人々と警察の間で衝突も起きた。

国民党は林氏に対し、任期中に禁輸措置の解除を行わないことや、沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)近海における台湾の漁業権を守るよう要求。院内での抗議活動は午後も続けられ、演説が行われる見通しは立っていない。

(陳俊華、蘇龍麒、劉麗栄/編集:杉野浩司)

最終更新:5月31日(火)18時50分

中央社フォーカス台湾

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