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東急も参入 サテライト型シェアオフィスで働き方が変わる?

THE PAGE 6月2日(木)7時0分配信

 横浜・自由が丘・吉祥寺の3店舗が5月20日にオープンした東京急行電鉄の会員制サテライトシェアオフィス「NewWork(ニューワーク)」。駅近、今年度中に開業を予定している全国約30の店舗や東急グループが運営するホテルとの連携など、鉄道会社ならではの強みで、シェアオフィス業界では後発ながら「社内起業家育成制度」の第一号案件として事業化に乗り出した。

 「NewWork」のメインターゲットはテレワークを導入する企業。自社内で、保育園からいつ呼び出しがあるかわからない時短勤務の社員などのニーズに応えたいということも、事業立ち上げの大きな理由の一つだ。郊外に住む社員が遠い本社に出社することなく、自宅近くの「オフィスでも自宅でもない空間」で業務ができるようになることで、効率化や災害時に出勤できなくなった時の対応を図る。

 東急グループだけでなく、既存のシェアオフィス事業者とも提携し、さらなるネットワークの強化を図る。千葉市美浜区の「SHI TSU RAI」も提携先の一つで、利用客の増加や客同士の交流を狙う。

 現在は外資系企業や東京に支店のない地方企業からの問い合わせがあるというが、こうしたオフィス外での業務環境が整うことで、テレワークに乗り出す企業が増えることも考えられる。鉄道会社が先頭に立って新しい働き方のモデルを示すことが期待される。

(齊藤真菜)

最終更新:6月2日(木)7時0分

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