ここから本文です

【ブラジル】他人のデータでネット購入 商品転売のグループ摘発=トカンチンス

サンパウロ新聞 5月31日(火)5時19分配信

 連邦警察は18日、トカンチンス州のパルマス市とルイジアナ市で「チャージバック」作戦を実行し、インターネットを通して不正購入していたとされるグループを摘発した。

 連警発表によると、このグループはクローンしたクレジットカードを使ってインターネットバンキングの利用者のデータを盗み取り、不正行為を働いていたという。18日には12件の逮捕状と12件の捜索・押収令状、そして3件の強制連行令状が執行された。

 今年1月にグループのメンバーの一人が逮捕された後に、この捜査が始まった。犯人は、ある郵便局で商品を受け取ろうとしているところを逮捕されている。

 警察は、これらの商品が、オンラインストアで他人のデータを登録してクレジットカードで購入されたものだと明らかにしている。虚偽または存在しない住所で登録していたため、商品は郵便局に返還されており、その後、犯人が商品を引き取りに現れたという。

 容疑者らは郵便局で商品を引き取った後、インターネット上や自宅で市場価格以下の値段で販売していた。被害者のクローンされたクレジットカードで航空券も不正に購入し、50%割引で販売していたという。

 連警は、このグループが、他のハッカー組織から闇市場で購入したデータにより、被害者の情報を得ていた事を明らかにしており、「もう一つの方法は、『シュパ・カブラ』として知られる記録デバイスを通して、オンライン購入の際に発行されるセキュリティーコードを盗み取る、悪意のある情報をインストールしていた」と声明の中で公表している。

 多くのカードが、一般の取引で使用するために複製されていた。容疑者たちは、文書偽造、他人の情報が記録されているデバイスへの侵入、詐欺による窃盗、盗品の引き取り、マネーロンダリング、犯罪組織形成等の罪で起訴される見通し。

サンパウロ新聞

最終更新:5月31日(火)5時19分

サンパウロ新聞