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アルミ協会会長・副会長会見、技術開発で中国対策 土木分野開拓へ議論

日刊産業新聞 5月31日(火)14時27分配信

 日本アルミニウム協会は27日、東京・品川の品川プリンスホテルで新旧の会長・副会長が出席する記者会見を開催した。会見前の理事会で新会長に選出されたばかりの浜地昭男・三菱アルミニウム社長は「お客さまのニーズが高度化する一方で中国勢が輸出攻勢を強めるなど(国内のアルミ業界が)置かれている環境は厳しくなっている。金子前会長の時から協会が進めてきた新規需要の開拓や中核人材の育成強化、広報活動の充実などに引き続き注力していきたい」などと抱負を述べた。浜地新会長は今年度注目するトピックスに関する質問でも中国材の流入を挙げ「箔やサッシ、押出分野で中国の材料が国内に入って来ている。中国メーカーは設備の大型化も進めており、航空機や自動車向け材料も早晩市場に出てくる可能性を考えないといけない」と指摘。対策として「個社でも、また業界でも技術開発に注力する必要がある」などと話した。岡田満・新副会長(UACJ社長)も「(独自技術などを)開発をしていくことが(中国の影響を)カバーできる唯一の方法」などと述べた。もう1人の副会長である竹内猛・アルミネ社長は「為替が今後どう変動するかに注目している」などと話した。

最終更新:5月31日(火)14時27分

日刊産業新聞