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アンジュルム 田村芽実“一生色褪せることのない1752日”最期の日「私たちはね、どんなときも最高の仲間! 今までも、そしてこれからも……」

Billboard Japan 5月31日(火)20時0分配信

 今春、過去最強の呼び声も高い全国ツアーを開催してきたアンジュルムが、その集大成とも言える【アンジュルム コンサートツアー 2016春『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~】を5月30日 日本武道館にて開催した。

アンジュルム田村芽実卒業ライブ写真一覧

<田村芽実「今まで生きてきた中で一番最高の1日にしたいなって思います」
和田彩花「アンジュルムが1番だということも示したい!」>

 スマイレージ時代からあらゆる面でグループの中核を担ってきた田村芽実。そのアイドル人生ラストステージとなる同公演について彼女は、「私は凄いドレスが着たい訳でもないですし、綺麗なティアラを着けたい訳でもないんですけど、すごく素敵なシチュエーションとかを考えて下さっているので、「こんな素晴らしい形で卒業させてもらって良いんだろうか?」って思うんですよね。でもそうして頂くからには、最後まで一生懸命頑張りたいなって思いますし、この9人でパフォーマンスが出来るのも、アンジュルムのファンの皆さんと盛り上がることが出来るのも本当に最後なので、今まで生きてきた中で一番最高の1日にしたいなって思います」と事前の卒業インタビュー(http://bit.ly/1qYQGgX)で語っていた。

 また、田村芽実を「最高のビジネスパートナー」「妹と同じぐらい大事なメンバー」と寵愛していたリーダー・和田彩花は、メジャーデビュー6周年を迎えた5月26日深夜、自身のブログにて「私は、とにかくハロー!プロジェクトが大好きです!! ハローこそがアイドルだと思っているし、ハローがアイドルで1番だと思ってます。それをみんなに知ってほしいです。それをやることが目標です。そして、アンジュルムが1番だということも示したい! だから、私はアンジュルムにいる!」と熱弁。いよいよ名実共にトップを目指すことを明言し、この日の公演への期待値も高めた。

<伝説すらも乗り越えようとしていくチーム・アンジュルムの気概>

 つばきファクトリーとこぶしファクトリーのオープニングアクトを経て、いよいよ武道館のステージに登場したアンジュルムは、凄まじい大歓声とレーザービームに包まれながら、徐々に迫り上っていくセンターステージの上から最新キラーチューン「次々続々」をいきなり披露。序盤からあまりに煌びやかでドラマティックな演出にも驚いたが、それ以上に度肝を抜いたのはメンバー9人の訓練に訓練を重ねたと思われる、激しさもエモーションも一切損なわない中で見せる一寸違わぬ連携パフォーマンスだ。各メンバーがそれぞれの見せ場を全身全霊で担いながら、漲り過ぎた叫び声で気持ちを重ねる「3,2,1,Go!!!」、そこから一気に日本武道館という決して攻略の容易くない戦地を掌握してみせる様は、まさしくアイドルシーンの最高峰、いや、音楽シーン全体で見ても限られた者達しか辿り着けない次元へ到達していた。約半年前、同所で行われた福田花音の卒業公演は今や伝説化しているが、その伝説すらも乗り越えようとしていくチーム・アンジュルムの気概たるや、早くも和田彩花の「1番だということも示したい!」という想いを結実させていた。

 最初のメンバー9人それぞれによるMCも、普段ならおちゃらけたり、はしゃいだりするアンジュルムだが、冒頭からの世界観を一切崩さず、誰も必要以上に語らず。「ここまで作り上げてきたアンジュルムに自信しかありません」和田彩花のその言葉がハッタリでも強がりでもないことを開始10分で証明されてしまっている状況含め、何もかもが完璧すぎるオープニングであった。

<矢島舞美からめいめいへ「立つステージは違ってもいつまでも仲間」>

 また、同公演には、田村芽実の卒業をお祝いするべく℃-ute及びハロー!プロジェクトのリーダーである矢島舞美も登場。満面の笑みで喜ぶ後輩に手紙を読み上げた。

 「めいめい、卒業おめでとう。スマイレージとして加入して良い時期も悪い時期も経験してきためいめいだけど、めいめいはどんなときも決して折れることなくいつもやる気に満ち溢れてました。他のメンバーが折れそうなとき、そんなストイックな姿でメンバーに喝を入れ、みんなを精神的に引っ張っている。そんな風に見えていました。リーダーのあやちょとお話しするとき、あやちょはよくめいめいの話をしていたよ。リーダーとしてめいめいに助けられることも多かったと思うし、「心を開いていろんな話ができる大切な存在なんだろうなぁ」っていうのが、めいめいについて話すあやちょの嬉しそうな表情からすごく伝わってきました。きっとグループにとっても、めいめいはどんなときも熱くキラキラと輝いている太陽のような存在だったと思います。

 アンジュルムはみんながみんな元気いっぱいで、とにかく賑やかなグループだけど、そんな強烈な個性の持ち主がたくさんいる中でも、めいめいはいつもみんなを楽しませてくれるムードメーカーでもありました。℃-uteとスマイレージが合同で行ったナルチカツアーの楽屋でも、モノマネをしたり、ひとりミュージカルをしたり、みんながめいめいを囲み、めいめいに夢中だったなぁ。最後のハロコンで見せてくれたひとりミュージカルの熱演は今でも忘れません。これからは一人ではなく大勢の役者さんたちの中、堂々とミュージカルのステージに立つめいめいの姿が今からとっても楽しみです。これまでライブでたくさんの人に笑顔や元気を届けてきたように、これからは大好きなミュージカルで皆さんに感動を届けてください。立つステージは違ってもいつまでもみんな仲間だよ。

 ハロー!プロジェクト、そしてめいめい、お互いの未来が輝かしいものになるように頑張っていこうね。4年半、本当におつかれさまでした。今までありがとう。」

<まさかの叙情組曲「スマイルファンタジー」で号泣、そして……>

 そんな田村芽実のアイドル人生を振り返るかのように「新・日本のすすめ!」「夢見る 15歳」「ミステリーナイト!」「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」「有頂天LOVE」と今まで幾度となく全国各地の現場を沸かしてきたスマイレージ時代の名曲を連発。「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」では、今よりまだまだ幼かった頃の彼女やその仲間たちの姿が眩しいミュージックビデオも上映され、客席から見守っていた卒業メンバー・福田花音や前田憂佳の姿も映し出されると、大きな歓声が響き渡った。また、企画VTRコーナーでは、メンバー9人が太陽の下で駆け回ったり、バーベキューをしたり、勝田里奈の誕生日をお祝いしたりしているVTRが流れ、もはや完全に友達同士の戯れにしか見えない9人の姿に、武道館はほっこりとした空気に包まれる。しかし、この直後、会場の空気は一転。

 VTRが終わり、ステージに再び現れたメンバーは、田村芽実と室田瑞希、相川茉穂、佐々木莉佳子、上國料萌衣。まずは後輩たちと「シューティング スター」「天真爛漫」のメドレーを初々しく披露するのだが、それらを歌い終えると芽実だけを残して4人は名残り惜しそうにステージから去ってしまう。そして入れ替わるように和田彩花、中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈と加入当初からの仲間たちが現れるのだが、なんとこの編成でかのミュージカル曲「スマイルファンタジー」をまさかの披露。本格的にミュージカル女優を目指す為に旅立っていく田村芽実の卒業公演ならでは……というか、彼女だからこそセットリストに組み込まれた選曲と言えたが、これが日本武道館の規模感、そして「一緒に遊んだり 一緒にお仕事したり 一緒に楽しいこと悔しいこと分かち合ったり」「出会ってくれてありがとう…ありがとう…」等のフレーズが卒業というシチュエーションと強烈にリンクし、今日まで共に高め合ってきたメンバー・竹内朱莉がまず涙を堪えられなくなる。

 ただでさえ涙を誘う叙情組曲だ。そんな姿を見せられたら他のメンバーもファンも込み上げない訳がない。そこへ、前述の福田花音の卒業公演(http://bit.ly/1Uqlce6)でも会場中の涙腺を崩壊させた「交差点」を連発。全メンバーで披露するのだが、当然ながらみんな思いっきり泣いていた。「新しい未来が見え始めた だけど君は別の道を選んだ もったいないけど確かに君らしいね 旅立ちの時間だ」どんなに涙ぐんでも一定のボーカルワークをキープしてきたアンジュルムがまともに歌えなくなり、誰もが声を震わせていた。仕方ない、今日まで共に生きてきた仲間同士にこんな展開用意したらこうなるに決まってる。誰だ? こんなセットリスト考えたのは! 最高じゃないか!

 そして本編クライマックスは、佐々木莉佳子を筆頭にオーディエンスを煽り倒しながら「私、ちょいとカワイイ裏番長(Intro-Long ver.)」を熱烈シンガロング。さらに「乙女の逆襲」「七転び八起き」「臥薪嘗胆」「出すぎた杭は打たれない」「大器晩成」とアンジュルムの快進撃を物語ってきたキラーチューンばかりをギュッと詰め込んで大暴れ。田村芽実の歌声も動きも表情も、思わず声を上げずにはいられなくなるほどの振り切れた表現になっていき、最後の「大器晩成」のシンガロングも史上最高峰の熱量を誇っていた。そして本編ラストはみんな大スキ「スキちゃん」! メンバーひとりひとりの名前に想いの丈をぶつけながら叫んでいく1万人。もちろんこの日最も大きい声で叫ばれた名前は「めいめい!」だったが、こんなにポップで愛に溢れた光景を生み出してみせるアンジュルムと、そこに集いし人々の力は本当に凄い。

<ファンとの約束「必ず大きく深みのある人間になってステージに戻ってくる」>

 紫の光に染まった武道館に鳴り止まぬ「めいめい!」コール。その声に応えるように一人飛び出してきた芽実は、水玉模様のカジュアルなドレスに身をまとい、まるで自転車で公園まで遊びに来たような様相で「自転車チリリン」を披露したのだが、そのパフォーマンスがあまりに可愛すぎた。後方のベンチに座りながら見つめていたメンバーたちもニヤケ顔が止まらないぐらい、この時間の彼女は正真正銘100%アイドル。最後「戻っておいで」と手招きされてセンターステージから仲間のもとへ駆けていく姿含め、アイドルになる為に生まれてきた女の子だった。人をしあわせな気持ちにさせる為だけに彼女は存在していた。

 そんな田村芽実からみんなへのお手紙が贈られる、卒業セレモニーの時間がいよいよやってくる。手紙を読んでいる最中、客席から反応があったりする度、息を吸い込むように笑顔を覗かせる姿が印象的だった。

 「2011年5月。スマイレージ二期メンバーオーディションが発表された日。私は姉から知らされ、衝撃を受けました。4人のスマイレージが大好きで仕方なかった私は、スマイレージに新メンバーが入るなんて考えられず、酷く落ち込みました。そんな私に「そんなに新メンバーが嫌なら、めいも受けてみたら?」と姉が言い、その一言でスマイレージのオーディションを受けることを決意しました。スマイレージが好きな気持ちだけは誰にも負けない自信があった私は、見事、オーディションに合格。サブメンバーからアイドル生活のスタートを切りました。大好きなスマイレージで、大好きな歌を歌えることがとっても幸せでした。そして加入2か月後には、念願のスマイレージ正式メンバーになることができ、スマイレージのトレードマークだったミニスカートを穿けたときは、天にも昇る心地でした。

 その後、めまぐるしく幸せな毎日を送る中で、スマイレージの日本武道館公演と47都道府県ライブツアーが発表になりました。当時の私は「日本武道館っていう素晴らしいステージでのパフォーマンスが私に務まるのかな?」とか「本当に47都道府県すべて廻れるのかな?」と不安になりました。でもそんな不安なんてすぐに吹き飛びました。日本武道館も47都道府県ライブツアーも、どこに行ってもファンの皆さんが笑顔で待っていてくれたからです。皆さんの笑顔は、私の心の支えとなりました。何より、毎日のライブツアーは、日本中のスマイレージファンの皆さんとひとつになれた気がして、本当に嬉しかったです。

 そんな時に伝えられた改名とメンバー増員。メンバー増員に関してはプラスに捉えてたけど、改名に対して大好きなスマイレージがなくなってしまう気がしたのは、正直な気持ちです。スマイレージがアンジュルムと変わると同時に、自分の気持ちも切り替え、もう一度アンジュルムとして更に羽ばたいて行こうと、思い切って髪をばっさりショートカットにしました。アンジュルムに改名した後、スタッフの皆さんや、ファンの皆さんが「アンジュルムに改名してからとてもよくなった!」とか「アンジュルム、好き」って言って下さるようになり、「改名して良かった。愛されるグループになれて良かった」と感じました。今ではアンジュルムを心の底から愛しています。

 何にも動じないかみこ。ひとりでアンジュルムのメンバーになって、大変なこともたくさんあったと思うけど、先輩に追い付け追い越せ精神で頑張ってたかみこは格好良かったです。甘えん坊のりかこ。宇宙人みたいなあいあい。元気印のむろ。とにかく仲が良くて、元気いっぱいの3人を見てるのが大好きでした。私にとって初めての後輩がこの3人で本当に良かった。たおやかなりなぷー、プラス思考なタケ、浪花っこかななん。同期の3人とは苦楽をともにしてきた仲で、今日で離ればなれになってしまうのはとっても寂しいです。同期の3人は、私にとって本物の仲間です。仲間という存在を教えてくれてありがとう。一番女性らしく、一番子供っぽい和田さん。後輩の私にも仲良くしてくれて、ありがとうございました。和田さんの一言一言には説得力があり、私を大きくしてくれました。「めいめいと結婚したい!」って言ってくれたとき、断りましたけど! 本当はすごく嬉しかったです。

 みんな個性がバラバラで、キャラクターも違うけど、私が思うこのメンバーのみんなにひとつだけ共通するところは、根っこの部分がとても温かいところです。これからどんなことがあっても、皆さんの温かく優しい根っこをますます張り巡らし、強く大きな幹となって、ユニークで色とりどりな大輪の花を咲かせて下さい。私も明日から、小さな芽を大切に育て、いつしか大きな大きな木となり、実りを遂げたいです。

 ファンの皆さん。ダンスだって歌だって半人前の私を応援してくれて、本当にありがとうございました。ファンの皆さんには、いつも「元気もらってるよ!」とか「ありがとう」とか言葉をかけていただいて、田村芽実という存在が誰かの心の支えになっているということがとっても嬉しくて……。でも私の心の支えになっていたのもファンの皆さんでした。ファンの皆さんはどんなときでも私の味方でいてくれて、やりきれない気持ちになったときもブログのコメントや頂くお手紙や握手会での優しい言葉にいつも元気をもらっていました。皆さんとの素晴らしい毎日は私の宝物です。

 私は表現することが大好き。これからは、歌やダンスのお勉強をするのはもちろん、毎日全力で生きて、一人前の表現者になって帰ってきます! 険しく辛い道のりだとは思いますが、私にはこんなに待っていてくれるファンの皆さんがいる。それだけで、どんなことでも乗り越えられる自信があります。今、この場で「時間はかかっても、必ず大きく深みのある人間になってステージに戻ってくる」と皆さんと約束させて下さい。どんなことが待っていようと覚悟はできています。きっと、待っていて下さい。

 最後になりますが、スマイレージ、アンジュルムとして皆さんと一緒に歩んできた、一生色褪せることのない1752日を胸に抱き、明日から小さいけれど大きな一歩を歩んでいきます。これまで私と出会ってくれたすべての皆さんに感謝します。ありがとうございました! 平成28年5月30日 スマイレージ/アンジュルム 田村芽実」

<「夢のような毎日を見せてくれて、本当にありがとうございました!」>

 大仕事をやり遂げた彼女と「旅立ちの春が来た」をとにかく明るく晴れやかに歌い踊ったメンバーたちは、ファンへの感謝の言葉を告げると共に田村芽実への想い=メッセージを残していく。

 上國料萌衣「…………(涙ぐみながら)私は半年間っていう短い間だったんですけど、田村さんからたくさんのことを教えてもらって、怒られたのも田村さんだし、慰めてくれたのも田村さんで、本当に一緒に歌って踊ってこれて良かったなって思いました。そういう先輩がひとり居なくなるっていうのはすごく寂しいんですけど、これからも私は頑張っていこうと思います!」

 佐々木莉佳子「ふぅー…………(涙を堪えて鼻を真っ赤にさせながら)今日は泣かないって言ったから泣かない! 私は28日で誕生日を迎えて、15歳になって初めてのライブが今日で、改めてライブは大好きだなぁって感じた1日でもあったし、15歳になってからの1年は強くなってパワーアップしようと思います! そしてですね、田村さんと……(やっぱり涙が出てしまうが、必死に止めようとしながら)アンジュルムとして同じステージに立つのは今日が最後になってしまうんですけど、今度は自分の夢を叶えた田村さんと同じステージに立つのが私の夢です!」

 相川茉穂「今日で田村芽実さんが卒業してしまうということで、私は田村さんにいろんなことを教えて頂いたので、加入してから一番たくさん怒られて、いろんなことを教えてもらって、でも今日までこうやって楽しく一緒にライブとかで……なんて言うんですかね(涙が込み上げ、一度は後ろを向いてしまうも前に向きなおして)すごく私はダンスが苦手なんだけど、「こうすればいいんだよ」っていうことを教えてもらいながら、「でもライブは楽しいから!」って言ってくれて……これから私は田村芽実さんに教えて頂いたことを生かしてどんどんパワーアップして進化していけるよう頑張るので、これからも皆さんよろしくお願いします。そして田村さん、今までありがとうございました!」

 室田瑞希「私は田村さんが卒業するって聞いたときから、もうすごく寂しいなと思って、でもまだ全然日数が残ってると思ったんですよ。それで、いっぱい一緒に遊んで頂いたし、2人かくれんぼもしたし、電車の中で、知らない人が見ている中でも2人でにらめっこしてたりとか、もう本当に思い出がたくさん作れたなって思ったんですけど、私が3期の中で引っ張っていかなきゃいけないからって……(涙ぐみながら)田村さんは「気を張らなくていいんだよ」って感じですごく相談に乗ってくれたりとか、いろいろ言ってくださって、本当に田村さんにはお世話になったなって思います。なので、田村さんのストイックな部分とかパフォーマンスとかぜんぶ私が受け継ぎたいなって! ちょっと荷が重くなっちゃうかもしれないんですけど、温かく見守っていてほしいなって思います。影から。(笑いが起きる)裏のほうで見守ってほしいなって思います。本当に今まで………(目を真っ赤にさせながら)お世話になりました!!」

 勝田里奈「めいとは同期で、一緒に楽しいことも、時にはそうでないことも一緒に味わってきました。めいはですね、すごくストイックで、私とは正反対の性格だったんですけど、でも正反対だからこそ私は、そんな自分には出来ないストイックさにちょっと尊敬をしていたりとか……してました、実は。めいが「ミュージカル女優になりたい」って言ったときに、寂しい想いもあったんですけど、めいなら絶対にその夢を叶えられるって思いました。なので、その夢が叶ったときには、絶対にめいが輝いている姿を、仕事があっても観に行きたいなって思ってます(「お仕事は行って」と返される)。いつまでもアメリカは4人ということを、卒業しちゃっても4人いたってことを忘れないで下さい。(客席から「はーい!)はい、良いお返事です(笑)。今日はどうもありがとうございました!」

 竹内朱莉「今日でめいが居なくなっちゃうっていう感じがしないんですけど……するか。さっき、泣いちゃったし。してるんだけど、しないんだよね? 意味わかんないね、ごめんね。加入当時から今まで私が成長できたのは、めいのおかげでもあるなってすごく思うの。めいは何でも完璧にこなすじゃん? 朱莉は「ヘヘー」ってやり過ごしていることとか多かったから、めいを見て「もっと自分もちゃんとやらなきゃいけないな」って年下だけど思ったりして。言葉にしたことはないんだけど、なんか、あの……勝手にライバル意識みたいなのしてたんだよね。(メンバーから「えぇー!?」「そうだったの!?」と驚愕される)おーい、そんなに驚くことかい? めいがここまで完璧にやってるから「私ももっとやんなきゃな」って気持ちにさせてくれた。(「それはめいも思ってたよ、タケに!」と返され)えぇー!?(以下、しばらく2期4人による漫談風なやり取りが続く)ここまで成長させてくれたのはめいのおかげでもあるから「ありがとう」って感じですね。私たちは明日から違う形になりますけど、これからもファンの皆さんとたくさんの夢を叶えていきたいなと思っているので、皆さん、これからもアンジュルムのこと応援してくれますかー!?(大歓声が返ってくる)その言葉を信じて、これから生きていこうと思います!」

 中西香菜「めいめいは同期で、年下ながら尊敬しかなくて、憧れで、いつも私の前を歩いてて「格好良いなぁ」ってその背中を見て思ってたんですけど、めいめいが卒業するって聞いたときに、私も焦った気持ちになって「めいめいは次の夢を見つけて頑張っているのに、私はどうしよう? どうしよう?」ってすごく不安な気持ちになったりしたんですけど、でもめいめいの卒業がすごく前向きで、夢に向かって進んでいってるめいめいは凄いなと思って、私もめいめいの夢を応援しつつ、私はアンジュルムとしてまだまだやりたいこと、やらなきゃいけないことがたくさんヤマほどあるので、もっともっとアンジュルムとして頑張っていきたいなって思いますし、めいめいに負けないようにかなも頑張っていくので、お互い頑張りましょー!(「頑張りましょー!」と返される)」

 そして、和田彩花の前に田村芽実が改めて挨拶をする。「田村芽実卒業スペシャルなんて素晴らしいステージを作って下さったスタッフの皆さんにも心の底から感謝してますし、メンバーのみんなもこうやって一緒に歌って踊ってくれて本当にありがとうっていう気持ちですし、ファンの皆さんには何よりありがとうございます! こんな私のことを応援してくれて、紫のサイリウムを振ってくれて、「めいめい!」って大きい声でいっぱい呼んでくれて、こんな群馬の田舎で生まれたただの女の子をこんなに応援してくれるなんて、私はもう一生分の運を使い果たしたんじゃないかと思うぐらいなんですけど、皆さんには感謝してもしきれません。そして、私はこのメンバーのことが本当に大好きで! 心の底から愛しているので、これからもどうかアンジュルムの応援よろしく願いします! 私も影から(笑)応援していきたいと思います! 夢のような毎日を見せてくれて、本当にありがとうございました! 田村芽実でした!!」

 和田彩花「今日はありがとうございました。1番最初に「このアンジュルムに自信しかない」と言ったんですけれども、この新体制になってから半年ぐらいしか経ってないんですね。こんなに素敵な形になるって思ってなかったから自分でもビックリしちゃって、でもそうやって自信持って言えるぐらい、本当に最高だなって自分でも思うんですね。だからこんなときにめいめいが卒業って聞いたら「こんなときに?」って思うんです。だけど、こうやって本当に最高の形でめいめいを、大好きなめいめいを送り出せて、正直本当にホッとしているというか、安心している気持ちもあるので、本当に素敵なこの9人でめいめいを送り出せたことはとても嬉しく思います」

 そんな強い絆で結ばれた個性派集団アンジュルム【コンサートツアー 2016春『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~】の大団円は……「私たちはね、どんなときも最高の仲間! 今までも、そしてこれからも……(深く息を吸い込み)日本武道館、ラストナンバーはこの曲!」「「友よ」!!!!!」ステージ上の9人も、この“一生色褪せることのない1752日”最期の日に居合わせた全ての人々も、本気で泣いて笑って歌い叫びながらアイドル史に永遠に刻まれるであろう、ジャパニーズNo.1アイドルチーム・アンジュルムの勇姿をその胸に焼き付けた。

 友よ 約束しよう
 迷ったらここに集合
 友よ 前だけ向けよ
 こんなもんじゃないだろう?
 急がなきゃ置いてくぞ
 さよならじゃない

 そうバイバイだ!

取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:外林健太

 追記、田村芽実は鳴り止まない「めいめい」コールにもう一度だけ登場。「私は17年間生きてきたんですけど、本当に今日が一番幸せな日ですし、世界中どこを探しても私以上に幸せな人はいないんじゃないかなって本当に思いました。皆さんに伝えたいことは、ただひとつです! 本当に感謝してます、ありがとうございました! ……もうひとつありましたー(笑)。皆さん、大好きですぅ~!!

 ありがとうございました! 田村芽実でした!」

◎ライブ【アンジュルム コンサートツアー 2016春『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~】
05月30日(月)日本武道館 セットリスト:
01.次々続々
02.ドンデンガエシ
03.糸島Distance
04.カクゴして!
05.汗かいてカルナバル
06.マリオネット37℃
07.新・日本のすすめ!
08.夢見る 15歳
09.ミステリーナイト!
10.プリーズ ミニスカ ポストウーマン!
11.有頂天LOVE
12.シューティング スター~天真爛漫(田村+室田+相川+佐々木+上國料)
叙情組曲「スマイルファンタジー」(田村+和田+中西+竹内+勝田)
13.交差点
14.恋ならとっくに始まってる
15.私、ちょいとカワイイ裏番長(Intro-Long ver.)
16.乙女の逆襲
17.七転び八起き
18.臥薪嘗胆
19.出すぎた杭は打たれない
20.大器晩成
21.スキちゃん
En1.自転車チリリン(田村)
En2.旅立ちの春が来た
En3.友よ

最終更新:5月31日(火)20時0分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。