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初夏のトビウオ使い 珠洲で「あごだし」作り

北國新聞社 5月31日(火)3時10分配信

 珠洲市三崎町小泊の長手崎すいせん工房で、初夏のトビウオを使った珠洲名産の「あごだし」作りが始まった。女性10人が慣れた手つきでトビウオの内臓や骨を取り、珠洲の木炭の火で焼くと、うまみを感じさせる香りが周囲に広がった。

 同工房でのあごだし作りは13年目で、今年は例年より1週間ほど早い27日に始まった。30日も珠洲沖で捕れたトビウオ約350匹が入荷し、女性たちが作業に追われた。

 炭焼きの珪藻土(けいそうど)こんろ、木炭とも珠洲産品を使っている。東京や北海道からも注文があり、同工房の新谷吉江さん(77)は「珠洲のあごだしじゃないとだめだ、と言う人も多くてありがたい」と話した。

 作業は7月上旬ごろまで続き、市内の道の駅、直売所で販売される。

北國新聞社

最終更新:5月31日(火)3時10分

北國新聞社