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日産GT-R・2017年モデル、ドイツからベルギーのスパまで徹底試乗

carview! 6月1日(水)10時7分配信

なんと来年で登場から10年となる日産GT-Rだが、その進化の道のりはまだまだ続いている。今回テストしたのは、MY16をスキップして、いよいよ発表された最新のアップデート版であるMY17。ドイツのデュッセルドルフ空港でクルマを受け取ってベルギーのスパへと向かい、更に伝統のスパ・フランコルシャン サーキットを走行するというプログラムで、その真価をじっくりと確かめることができたのだ。

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このMY17 GT-R、まず気付くのは、ラジエーターグリルが大型化されていることである。狙いは冷却性能の向上だが、肝心なのは空力の改善によりドラッグを増やさずに、それを達成しているということである。

冷却性能を向上させたのは、エンジン出力が増大しているから。MY17の最高出力は従来比20ps増の570psに達している。但し、これはパワーありきではなく、全体の70%の回転域でのトルク増強の結果としての上乗せだという。ブースト圧を高めただけでなく、気筒ごとに点火タイミングを最適制御する、GT-R NISMOから転用された技術の採用も、それに大きな役割を果たしたという。

単なる化粧直しではない

外観に話を戻すと、フロントまわりでは新形状のフロントスポイラー、剛性を高めて高速域での変形を抑えたボンネットの採用、そしてサイドシルやリアフェンダー後端のデザイン変更なども行なわれている。これらも、やはり空力特性改善、主にダウンフォースを稼ぐためだ。

更に、Cピラーに入れられていた特徴的な折れ線が無くなったことに気付く人も居るだろう。これは後端で起きていた乱流を消すのが目的なのだが、肝心なことは、つまりMY17のボディは丸ごと従来の踏襲ではないということである。

そう、実はMY17はルーフセクションを新設計している。特に意図したのはフロントウインドウまわりの剛性向上である。更にトランク周辺のリーンフォースも強化されるなど、もともと強固なボディが、更に鍛え上げられているのである。

これらが示しているのは、MY17が単なる化粧直しなどではないということ。GT-Rは今回も本気でパフォーマンス向上を狙っているのだ。

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最終更新:6月1日(水)10時7分

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