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ユニプレスと新日鉄住金、超ハイテン材で自動車フロントピラーへの成形法開発

鉄鋼新聞 6月1日(水)6時0分配信

 自動車部品大手のユニプレス(本社・横浜市)は、1・2ギガ級の超ハイテン材をフロントピラーへ成形する新工法を開発した。新日鉄住金と共同開発したもので、今後自動車メーカーへ提案していく。

 フロントピラーは、自動車部品の中でも特に成形が難しいことで知られ、これまでは980メガパスカル級までのハイテン材しか使用できなかった。
 ユニプレスは、1・2ギガ級の超ハイテンを従来の工法で成形した場合、鋼板にしわが生じてしまう問題を解決。パッドで鋼板を抑えてしわが生まれないようにし、タテ壁に流入させることで成形する新工法を開発した。「パッドで強すぎず、弱すぎず(鋼板を)適切に抑える」(志津田篤副社長)ことなどがポイントという。
 1・2ギガのハイテン材によるフロントピラーでは歩留まりが15%向上し、16%の軽量化が図れるという。同社は新技術を武器に、今後の拡販へつなげていく考えだ。

最終更新:6月1日(水)6時0分

鉄鋼新聞