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ピラルク飲食店の売り上げ、一部寄付へ ブラジルから復興支援 熊本県人会が夕食会

ニッケイ新聞 6月1日(水)22時6分配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」1日付け>

 【サンパウロ発】熊本地震の被災地支援のため、団体客による一部収益を寄付しているサンパウロ市の川魚料理専門店ランショ・ダ・トライーラ。オーナーで熊本にルーツのあるブラジル移住者の坂口功治さん(67、福岡)が同国の熊本県人会に利用を呼びかけ、先月25日夜(現地時間)には関係者向けのピラルク食事会が開かれた。

下益城ルーツの日本人移住者オーナーが計らい

 義援金集めのため約30人が参集した。サンパウロ市会議員の野村アウレリオさん(日系三世)、ブラジル日本人会(文協)役員の山下譲二、リジア夫妻と松尾治さん、サンパウロのコスメ専門店「池崎商会」の社長で熊本出身の池崎博文さんらが訪れ、世界最大の淡水魚、ピラルクの濃厚な味わいを堪能しつつ懇親を深めた。

 先祖が熊本県下益城郡出身という坂口さんが考案し、5月中は16~20人の団体利用時に、売り上げの3割を同県人会に寄付するというキャンペーンを展開している。

 これまでに5回ほどの団体利用があり、今月には在サンパウロ総領事ら約60人が来店するという。坂口さんは「少しでも被災地の役に立てれば」と語り、今月末まで期限を1カ月延期する見通しだ。

 参席した熊本県人会の清原健児副会長も、「思いがけないところからこうした支援活動があった。本当に感謝している。一刻も早く、集められた義援金が被災地に届くように尽力したい」と意気込んだ。

(取材・大澤航平)

最終更新:6月3日(金)5時51分

ニッケイ新聞

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