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鉄鋼業の16年度賞与、業績低下で減額目立つ。高炉、4社とも減額

鉄鋼新聞 6月1日(水)6時0分配信

 主要鉄鋼企業の2016年度賞与(鉄鋼新聞社調べ)が先月末までに出そろった。15年度の業況が厳しかったこともあり、業績連動方式を採用する企業を中心に前の年度を下回るところが目立った。年間金額で回答・妥結した企業のうち半数を超える企業で減額となった。

 高炉メーカーは4社すべてが減額。いずれも業績連動方式を採用しており、減益となった15年度業績を反映して、減額幅は10万~33万円となった。JFEスチールは算定のベースとなる単独経常損益が下限を下回ったため別途協議で決まった。
 特殊鋼・ステンレス専業メーカーは業績の違いで増額、減額に分かれた。特殊鋼では大同特殊鋼、山陽特殊製鋼が増額。一方、ステンレス専業は厳しい収益状況を映し減額が目立った。
 高炉、特殊鋼メーカーが厳しい金額となった一方、普通鋼電炉メーカーは増額回答が目立った。9社のうち8社が増額。5社が150万円超となった。
 高炉、電炉以外の業種では業況や企業業績によって明暗が分かれた。鋼板単圧、ドラム缶では前の年度を上回るところが多かったが、鋼管、建材加工、鋳鍛鋼・合金鉄などは減額が目立った。

最終更新:6月1日(水)6時0分

鉄鋼新聞