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子どもの背を伸ばすためによい栄養を含む食事とは?

ベネッセ 教育情報サイト 6月1日(水)17時2分配信

子どもの身長がどれほど伸びるかということには、両親の身長や育つ環境、生活習慣、運動など、さまざまな要因が関わっています。そのため、食事だけで背を伸ばすことは難しいのですが、十分な栄養を摂取しておくことは脳と身体の成長に非常によい影響を与えます。栄養学の観点から背を伸ばすために、よい栄養を含む食事とは、どんなものなのでしょうか?

「牛乳を飲めば身長が伸びる」って本当?

人の身長を決める要因は栄養価だけではありません。そのため、どんなに栄養的に優れた食事を続けていても、身長には効果がない場合もあります。しかし、骨や筋肉を成長させるには、やはり十分な栄養素が必要です。

骨をつくるものとして代表的な栄養素「カルシウム」を多く含む食品である牛乳は、背を伸ばすのによい食品だと言えるでしょう。しかし、牛乳を「飲めば」背が伸びるというわけでもありません。成長期に背を伸ばす条件を効率的に整えやすいというイメージで摂り入れるといいかもしれません。

成長期に特に必要な栄養素って?

成長期に必要な栄養素はカルシウムだけではありません。カルシウムも、カルシウムだけでは骨をつくることができないため、別の栄養素が必要です。
覚えておきたいのは、カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・亜鉛・たんぱく質の5つの栄養素。炭水化物や脂質と異なり、「何かを食べていればそれなりに摂取できてしまう栄養素」とはちょっと違います。カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・亜鉛・たんぱく質が多く含まれている食品を知り、意識してメニューに取り入れる必要があります。
例えば、次のような食品です。

【カルシウムを多く含む食品】
乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
魚(ちりめんじゃこ、ワカサギ、干し桜えびなど)
海藻(わかめ、ひじきなど)
野菜(小松菜、チンゲン菜、切干大根、クレソンなど)
大豆製品(豆腐、納豆、油揚げなど)
その他、ごまやアーモンドなど

【マグネシウムを多く含む食品】
しらし干し、油揚げ、あさり、納豆、いくら、桜えび、ひじき、ココアなど

【ビタミンDを多く含む食品】
しらす干し、いくら、鮭、さんま、ひらめ、きくらげなど

【亜鉛を多く含む食品】
牡蠣、豚肉、牛肉、チーズ、ココアなど

【たんぱく質を多く含む食品】
魚、肉、豆製品など

栄養素を多く含む食品を選択することは、大変難しいです。
食品成分表の栄養量は、100g摂取量で表示しています。乾物類や粉ものなどは、実際に100gを食べることが不可能な食品もあります。

栄養面ももちろん大事ですが、身長を伸ばすには、骨や筋肉に適度な刺激を与えることや、十分な睡眠も必要です。
中学生は、まだこれから身長が伸びていく可能性がある時期です。日々の栄養はもちろん、よく食べ、よく動き、よく寝るという基本を大事にしてあげて、成長を見守っていきたいですね。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:6月1日(水)17時2分

ベネッセ 教育情報サイト