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50試合目で今季初無得点 9連勝ならず、SB工藤監督「はまっちゃった試合」

Full-Count 6月1日(水)22時8分配信

中日に若松のチェンジアップに狂わされるも…「こういう時こそ切り替えて」

 1日、ソフトバンクは中日の若松駿太、田島慎二の投手リレーの前に今季初の零封負け(0-5)を喫し、連勝は8で止まった。試合後の工藤公康監督は「昨日(31日)、そういう話をするからいけないんだよ」と、「9連勝の壁」について質問した報道陣にやんわりと噛み付いた。

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 ソフトバンク打線は若松のチェンジアップに調子を狂わされ、わずか3安打。

「真っ直ぐはそう速くはないが、チェンジアップを意識するとまっすぐを見逃したり空振りしたりするし、まっすぐを意識するとチェンジアップでファールを取られる。完全にはまっちゃった試合だね」

 また、球審の微妙な判定で見逃し三振に取られるシーンも多かったが「これはお互い同じこと。こっちだってアンパイアのストライクゾーンに投げれば取ってくれるわけだから」と潔く語った。

 先発の和田毅は、2回に不運なヒット2本で先制を許すと、3回にもナニータのどん詰まりのヒット、松田宣浩のエラーの後、平田良介に痛恨の3ランを浴びた。

「投げてはいけないところに投げてしまっている。高谷くんが相手が嫌がるところを(リードで)出しきれていない」

初完封負けには「50試合目で初めてだよ。すごいと思わない?」

 この日、貯まった疲れから調子が出なかったバンデンハークを登録抹消したが、和田については「同じようにはしない」と明言。「疲れは誰にでもある。それをどう取ってあげられるか。トレーニングコーチのトレーニングやケアの持っていき方も考えないとね」と言う。

 50試合目で初の無得点に終わったことについては「50試合目で初めてだよ。すごいと思わない?」と報道陣に問いかけるように切り出した。

「選手たちは『絶対に点を取る』という気持ちでここまでやってくれた。それがうまくいかないこともシーズンには何度かあるよ。こういう時こそ切り替えて明日の試合に向かっていってほしい」

 今季3度目の9連勝へのチャレンジはまたも失敗に終わった。今季のソフトバンクなら、4度目の挑戦もきっと夢ではないだろう。しかし、工藤監督がまず目指すのは、2日の試合でいつもどおりにカード勝ち越しを狙うことだ。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:6月1日(水)22時34分

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