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キューバ政府が韓国外交次官を招待 国交正常化交渉の口火切る

ハンギョレ新聞 6月1日(水)7時11分配信

外交部「第2次官が3~4日にハバナ訪問」 カリブ諸国連合首脳会議に出席」 韓国とキューバには政府レベルの外交関係なし

 韓国と公式の外交関係を結ぶのに消極的だったキューバが、米国との関係正常化を契機に路線を変更しだしたのか。キューバ政府が、ハバナで開かれる多国間首脳会議を名分に、韓国の外交部長官を招待した。水面下で行われてきた両国政府レベルの国交正常化の交渉に、進展があったものと見られている。

 キューバは191カ国の国連加盟国(韓国、北朝鮮を除く)のうち、国交のない3カ国(キューバ、シリア、マケドニア)の中でも戦略的に重要な国だ。

 チョ・ジュンヒョク外交部報道官は31日、国内外の記者団への定例ブリーフィングで「チョ・テヨル外交部第2次官が6月3~4日、キューバのハバナで開かれる第7回カリブ諸国連合(ACS)首脳会議に政府代表として出席する予定」と公式発表した。チョ報道官は「カリブ諸国連合のアルフォンソ・ダビッド・ムネラ事務総長が、ユン・ビョンセ外交長官宛に書簡を送り招待する意向を伝えてきたが、ユン長官が朴槿恵(パククネ)大統領のアフリカ・フランス歴訪に随行しており、チョ次官が出席することになった」と付け加えた。チョ次官はオブザーバー国家の資格で会議に出席し、「オブザーバー国家との対話」のセッションで講演すると共に、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長主催の晩餐にも参加する。韓国外交部次官のキューバ訪問は、2006年9月にイ・ギュヒョン当時外交部第2次官が第14回非同盟首脳会議に出席するため訪問して以来、2回目だ。

 韓国は2005年にキューバの首都ハバナにKOTRA事務所を開設したが、政府レベルの外交関係はまだ結んでいない。金大中(キムデジュン)政権2年目の1999年10月、国連総会でキューバに対する禁輸措置解除決議案に、それまでの「棄権」の方針を変えて「賛成」票を投じており、翌年の2000年にはキューバ政府に国交正常化を公式提案した。

 このような努力により、ここ数年間で新しい進展が見られた。 2013年9月の国連総会期間中にキューバが議長国として開いた「第2回ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)トロイカ外相会議」契機に、韓・キューバ外相会談が初めて実現したのが代表例だ。 2014年7月にはソウルで開かれた「第3回韓CELACクァルテット外相会議」への出席のため、キューバ外交部次官補が訪韓した。昨年2月にはイ・ギョンス外交部次官補がキューバ政府の招待で非公開の訪問を行った。

 キューバは韓国とは異なり、北朝鮮と以前から格別の関係を維持してきた。ハバナには8人規模の北朝鮮大使館があり、昨年9月にラウル・カストロ国家評議会議長の後継者とされるリゲル・ディアス・カネル国家評議首席副議長が平壌(ピョンヤン)を訪問し、金正恩(キムジョンウン)委員長と会談した。

イ・ジェフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6月1日(水)7時11分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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