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熊本に菓子でエール、小松の和菓子製造・販売店 1箱当たり1000円、義援金に

北國新聞社 6月1日(水)3時2分配信

 小松市京町の和菓子製造・販売「行松旭松堂(ゆきまつきょくしょうどう)」は、熊本地震の被災地支援のため、オリジナルの菓子「幸せのエール」を作った。熊本特産の「甘夏みかん」を使った干菓子で、購入した客は代金1234円のうち千円を義援金箱に入れる。同店が東日本大震災の被災地支援を続けてきた縁で「今度は応援する側に」との思いで注文する東北の被災者もおり、菓子を通じた支援の輪が広がっている。

 「幸せのエール」は甘夏みかんの爽やかな甘さが特徴で、商品名や黄色い見た目には、熊本に幸福や元気を届けたいとの思いを込めた。1箱18個入りで5月8日から店頭に並べた。

 同店では、東日本大震災の被災地を支援する菓子「絆」を5年前から販売しており、「幸せのエール」と同じく、定価1234円のうち千円を被災地の学校や仮設住宅などに贈っている。岩手県では菓子作り教室も開催し、復興支援を続けてきた。

 4月の熊本地震発生を受け、熊本に対しても同様の支援を続けようと「幸せのエール」を作った。地元客のほか「チャリティー茶会で振る舞いたい」と全国から注文が寄せられている。

 「幸せのエール」は「絆」とセットで購入する客や、熊本の知人に贈る客が多く、これまでに約300箱が売れた。

 店では今後、熊本でも菓子作り教室を開催する予定で、行松宏展(ひろのぶ)専務(46)は「菓子は多くの人の笑顔につながっており、作る側としてやりがいを感じる」と話した。

北國新聞社

最終更新:6月1日(水)3時2分

北國新聞社