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サトノクロノスなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

netkeiba.com 6月2日(木)12時0分配信

 今週の栗東は30日夜に雨が降っただけで、あとは晴れ。多少の水分は残っているかも知れないが、適度に走りやすいウッドチップになっていたことは間違いないだろう。また、気温的には調教開始前の早朝だと半袖では寒いくらいなので、前半の時間帯に追い切りをする馬にとっては、とても過ごしやすい気候といえる。

 なお、今週からEコースのゲート場所が移動。コースの位置でいえば、4コーナーのところになるので、厩務員スタンドの目の前でゲート試験が行われているといった感じ。スタートしてから最初のコーナーまでの距離は本来のゲート場所よりも短いので、あまり速い時計を出せないことは覚えておいていただきたい。

【坂路/4F51.9秒】
 1日。一番時計はウリボー(栗東・森秀行厩舎)の4F49.4秒。テンから12.6秒で飛ばして、加速を続けて、3F目に11.7秒。最後の1Fは13.0秒と大きく減速しており、時計が出やすい馬場だからこその数字。4F49秒台はもう1頭いたが、そちらも森厩舎。4F50秒台も4頭いて、かなり走りやすい馬場であったことは間違いない。

 朝一番ではあったが、シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎)の動きが素晴らしい。アルバートドックを追走して、楽に先着して4F50.1秒。これは自己ベストを更新する時計だし、2F23.9秒もこの馬の脚力だからこそ出せる数字。次走は函館SS(6月19日・函館芝1200m)を予定しているはずなので、そこでのパフォーマンスには注目したい。

 2日。一番時計は4F50.6秒のルイ(栗東・森秀行厩舎)。今週デビュー予定の2歳新馬なので、この数字はもちろん素晴らしいのだが、動きも加味した上で評価したいのは、2回目のハロー後に追い切ったアカカ(栗東・音無秀孝厩舎)。

 アルマンディンとの併せ馬だったが、どちらが年上からわからないくらい余裕の手応え。デビュー予定はまだまだ先だが、現状で4F52.4秒と動けるあたり、相当な能力の高さを感じる。スピードはもちろん、パワーもありそうなタイプだけに、来春の桜の舞台も意識できる素質馬であることは間違いない。

 先週の馬場差が「-0.2秒」。今週は全体的な時計の出方を見ると、先週より更に速い時計が出ている印象を受ける。よって、1日、2日とも『-0.4秒』で馬場差を記録している。

【CW/5F66.5秒】
 1日。5F63秒台という速い時計はなかったものの、5F64秒台は続出。ただ、速い時計を出せば、ラスト1Fは少し時計を要する状態が続いており、極端に時計の出る馬場というわけではなさそう。

 2日。坂路馬場で好時計を出す2歳新馬はいるが、距離走るCWで速い時計を出すのはなかなか難しい。しかし、朝一番、サトノケンシロウと3頭併せを行ったサトノクロノスとプロキシマはさすがは池江泰寿厩舎という動きを見せた。

 6F標識の入りは15.5秒と新馬にしては速いラップで、そこから徐々に速めていく形。直線に向くとサトノケンシロウが1馬身前に出て、2歳がそれに食い下がる格好となったため、見た目にはさほど動いていないように思えるが、全体時計は6F84.8~5F69.3~4F54.4~3F39.6~1F12.4秒と新馬としてはかなり速い。このひと追いでぐんと良くなってくるイメージはあるし、これからも注目すべき新馬だろう。

 先週の馬場差が「-0.2秒」。先週同様、そこまで速い時計を出している馬が多いわけではないので、1日、2日ともに『-0.3秒』で馬場差を記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は田所秀孝厩舎の新馬2頭が追い切り。時計は遅めだったので、馬場差の参考にするのは難しいが、走っている時の様子を見ていると決して状態は良くない。よって馬場差は『±0.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場は追い切り頭数が20頭にも満たない。そんなこともあってか、今週は速い時計を出した馬がほとんどいなかった。馬場差の検討が難しくなるが、過去に比べて、極端に時計が遅くなったということは考えにくいので、1日、2日とも『-1.0秒』で馬場差を記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

最終更新:6月2日(木)12時0分

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