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シュワブ内の遺物散布地、来週にも認定へ

沖縄タイムス 6月2日(木)5時1分配信

 米軍の新基地建設が計画されている名護市の米軍キャンプ・シュワブ内で石器や土器が相次いで見つかっていることを受け、県教育庁が出土地一帯を文化財保護法に基づく「遺物散布地(埋蔵文化財包蔵地)」として来週にも認定する方向で最終調整していることが1日、分かった。範囲内で工事する場合には、本格的な調査発掘をする必要があり、基地建設に影響する可能性がある。
 遺物散布地は、石器や土器などが地表面などに多数存在する場所を指す。シュワブ内でも、ヤニバマ遺物散布地などがある。
 対象範囲は、辺野古崎の突端付近の陸地と海辺に設定されるとみられる。
 新基地建設予定地では昨年10月以降、現地踏査や試掘が続けられている。これまでに土器や石器など計28点が地表や地中から見つかり、うち17点についてはすでに文化財認定されている。教育庁は残りについても近く認定する予定だ。
 遺物散布地として認められると、沖縄防衛局が範囲内で着工する場合には、市教委との調整や市教委による本調査などが必要になる。(社会部・鈴木実)

最終更新:6月2日(木)5時1分

沖縄タイムス