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2次救急医療再生で協定 双葉市町村圏組合と福島医大

福島民報 6月2日(木)10時0分配信

 福島県の双葉地方広域市町村圏組合と福島医大は1日、双葉郡の2次救急医療再生に向けた協定を結んだ。医大が新たに付属病院内に「ふたば救急総合医療支援センター」を設ける。所属する医師が平日の日中に富岡消防署楢葉分署(楢葉)に常駐して救急車に同乗し、現場での治療や搬送先の選定に携わる。
 締結式は同医大で行われ、双葉地方広域市町村圏組合管理者の馬場有浪江町長、斎藤清院長が協定書を交わした。馬場町長は「郡内には2次救急機関がなく、遠隔地の病院への搬送を余儀なくされている。短時間で傷病者を医師の管理下に置ける効果は絶大だ」、斎藤院長は「双葉郡の住民や労働者の安全・安心の確保に役立つ」と意義を語った。
 双葉地方消防本部の大和田仁消防長、センター長を務める福島医大の谷川攻一副理事長、田勢長一郎副センター長が同席した。
 楢葉分署には田勢氏ら救急救命医3人と看護師、救急救命士が輪番で午前10時半ごろから午後3時ごろまで待機する。交通事故や労災事故の現場に救急車に同乗し、治療や搬送先の確保に努める。医師が確保されれば、休日や夜間への拡大も目指す。救急出動が重複した際に医師を現場に急行させるドクターカーを6月中にも2台配備する。

福島民報社

最終更新:6月2日(木)10時26分

福島民報