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新たに防潮堤を建設 富岡の毛萱仏浜地区海岸 

福島民報 6月2日(木)11時46分配信

 福島県が富岡町の毛萱仏浜地区海岸に新たな防潮堤などを建設する富岡町河川・海岸復旧工事の安全祈願祭と起工式は1日、同町の現地で行われた。東日本大震災後、富岡町で防潮堤などが整備されるのは初めて。
 新たな防潮堤は既存の防潮堤より約20~30メートル陸側に建設し、高さは約2・5メートル高い約8・7メートルとする。延長は約1・215キロ。津波の力を減災する離岸堤9基、人工リーフ2基を設置する。紅葉川と富岡川の堤防整備も合わせて行う。紅葉川は延長約0・84キロ、富岡川は延長約1・22キロで、高さを8・7~5・6メートルとし、川幅もそれぞれ広げる。
 富岡町河川・海岸復旧工事の総事業費は92億5千万円。紅葉川は平成29年度、毛萱仏浜地区海岸と富岡川は30年度の完成を目指す。
 安全祈願祭と起工式には県や町、工事関係者ら約50人が出席した。安全祈願祭では大河原聡県土木部長、宮本皓一町長らがくわ入れを行い、工事の安全を祈った。起工式では大河原部長があいさつし、宮本町長、矢吹貢一県議会土木委員長、塚野芳美町議会議長が祝辞を述べた。
 矢内誠一郎県富岡土木事務所長が工事概要を説明。大河原部長が着工を宣言し、宮本町長、矢吹委員長らが工事開始のボタンを押した。

福島民報社

最終更新:6月2日(木)12時24分

福島民報