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7~9月積み鉄鉱石価格、35%上昇し53ドルに

鉄鋼新聞 6月2日(木)6時0分配信

 鉄鉱石の7~9月積み価格は1トン当たり52・9ドル(鉄分62%粉鉱、本船渡し価格)と4~6月積みに比べ約35%上昇した。四半期価格の上昇は2014年1~3月積み以来、10四半期ぶり。原料炭価格も底堅い動きとなっており、高炉メーカーの原料コストは7月以降、上昇する公算が大きい。今後、鋼材価格へ転嫁する動きが広がりそうだ。

 7~9月積みの粉鉱価格が固まったことで、高炉メーカー各社は今後、同価格を基準に塊鉱石、鉄鉱石ペレットの価格交渉に入るもよう。いずれも上昇する見通し。
 鉄鉱石の四半期価格の指標となる中国向けスポット価格は3月から4月にかけて急上昇し、4月中旬には一時70ドル台(中国着価格)を付けた。その後は反落したが、スポット価格の3~5月平均価格の上昇に伴い、7~9月積み価格が切り上がった。
 原料炭のうちコークス主原料の強粘結炭の交渉も今週スタートした。本格化するのは来週以降とみられるが、サプライヤー各社の販売姿勢は強い。一部スポット価格が5月に入り反落したことで、大幅値上げの可能性は低いが、「4~6月積み価格(1トン84ドル=本船渡し価格)を下回ることはない」(市場関係者)との見方が有力。
 4~6月積みでは、原料炭が約4%上昇した一方、鉄鉱石価格は約15%下落した。鉄鉱石の7~9月積み価格が昨年10~12月積み以来の50ドル超となることで、高炉メーカーの主原料コストは今年度上期で一段高となる形だ。
 鋼材価格値戻しの動きは一部品種で進んでいるが、7月以降、さらに広がる見通しだ。

最終更新:6月2日(木)6時0分

鉄鋼新聞

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