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新宿大型ビジョンCMに恐竜アート MAGOさん和紙に墨汁で躍動感

福井新聞ONLINE 6月2日(木)17時21分配信

 福井市出身のアーティストMAGO(本名・長坂真護)さん(32)=東京都在住=が、JR新宿駅に隣接するファッションビル「フラッグス」大型ビジョンのイメージCMへの起用が決まった。CMの撮影が都内であり、MAGOさんは、大きな越前和紙に墨で恐竜を描くという“福井色”たっぷりのライブペイントを行った。

 MAGOさんは墨と和紙で絵を描く作風で、これまでに世界13カ国でライブアートを展開。2010年、11年には国内最大の音楽フェス「サマーソニック」でアーティストとしてステージに立ち、注目を集めた。個展のほか、テレビ番組のアートデザインやロゴを手掛けるなど幅広く活躍している。

 フラッグスは、小田急グループのファッションビルの名称。ビル壁面にある大型ビジョンで流すイメージCMを作ることになり、MAGOさんが“CMの顔”に抜てきされ、CMのテーマも考えた。

 CMは75秒で、ライブアートを前面に打ち出すのが特徴。幅5・4メートル、高さ2・5メートルの大きな越前和紙に、恐竜骨格2体が襲い合う構図。撮影では、白いスーツに身を包んだMAGOさんが、墨の濃淡を使い分け、躍動感ある作品に仕上げた。4時間かけ頭部やあばら骨、爪など繊細かつ大胆に描いた。

 CMでは、白黒の作品にカラフルな墨汁を思いっきりかけて筆で恐竜を塗りつぶす。そこに水を掛けると、フラッグスのロゴが浮かび上がるというイメージ。CMは今年夏ごろに放送開始予定。

 MAGOさんは「大きな作品に立ち向かえた。本来なら1週間ほどかけて描くものだが、短時間だったため苦労した。作品は福井の恐竜を参考にしていて、越前和紙を含め地元の素材を生かした。多くの人に恐竜の躍動感が伝わってくれれば」と話している。

福井新聞社

最終更新:6月2日(木)17時21分

福井新聞ONLINE