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オリックス糸井はやはり「超人」!? 史上最年長の盗塁王へ好位置

Full-Count 6月2日(木)17時41分配信

リーグトップに2差の13盗塁、近年は若手がタイトルを獲得する傾向が目立つも…

 海の向こう、メジャーリーグでは今年10月に43歳を迎えるマーリンズのイチロー外野手が現役を続け、依然としてここぞという場面でチームにとって欠かせない活躍を続けている。衰え知らずの活躍ぶりには本当に驚かされるばかりだ。

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 イチローも所属したパ・リーグは昨年、多くの功労者が引退し、現在は最年長選手が投手では楽天のレイ投手(41歳)、野手ではロッテの井口資仁内野手(41歳)となった。若くて勢いのある選手が次々に台頭してくるプロ野球という厳しい世界において、段々と年齢を重ねるごとにタイトルから遠ざかっていくということは、どうしても避けられない。しかし、年齢を重ねてもなお進化を続け、今年もタイトル争いに加われそうな「超人」がオリックスにいる。

 まだシーズン終了まで90試合ほどを残しているものの、6月1日試合終了時点で、盗塁王争いに絡んでいるのが、今年7月に35歳の誕生日を迎えるベテランの糸井嘉男外野手。リーグトップ(15盗塁)を走る日本ハム・西川遥輝外野手を追う2位(13盗塁)につけている。

 盗塁は瞬時の判断、加速力などさまざまな要素が絡むが、やはり動ける若い選手が獲得する傾向が目立つ。ここ5年間で盗塁王のタイトルを獲得している選手を見渡してみると、2011年がソフトバンク・本多雄一内野手(当時27歳)、2012年は楽天・聖澤諒外野手(当時27歳)、2013年は日本ハム・陽岱鋼外野手(当時26歳)。さらにここ2年間はさらに若返り、2014年が日本ハム・西川遥輝外野手(当時22歳)、2015年は日本ハム・中島卓也内野手(当時24歳)が盗塁王のタイトルを獲得している。

35歳2か月で盗塁王獲得なら「プロ野球史上最年長」

 上記した5選手の平均年齢は25.2歳。しかし糸井は、それを約10歳も上回る35歳。もし西川らとの争いを制して35歳での盗塁王獲得となると、82年の福本豊氏(当時阪急)、93年の大石大二郎氏(当時近鉄)と並び、プロ野球史上最年長の35歳シーズンでの盗塁王獲得となる。

 ただし両者とも厳密にいうと34歳11か月での盗塁王となったため、今年7月31日に35歳となる糸井が獲得すると、35歳2か月という実質「プロ野球史上最年長」での盗塁王獲得ということになる。さらに、これまで手が届いていなかった自身初の盗塁王のタイトルに輝くということにもなる。

 なおMLBでは世界の盗塁王、リッキー・ヘンダーソン氏が39歳で盗塁王を獲得したという実績も。さすがにこれはまだまだ先の話ではあるが、まずは「プロ野球史上最年長」での盗塁王獲得が視野に入る糸井の「超人」と言われ続ける抜群の身体能力。球界に新たな歴史を刻めるかに注目したい。

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

最終更新:6月2日(木)18時5分

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