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手紙が主役、京都でマニアな龍馬展

Lmaga.jp 6月2日(木)20時0分配信

坂本龍馬の没後150年を記念した巡回展『特別展覧会 没後150年 坂本龍馬』が、10月15日から「京都国立博物館」(京都市東山区)で開催される。その展示内容についての記者発表会が1日、同博物館で行われた。

龍馬のものと判明した刀

10年ぶりのとなる大規模展では、龍馬直筆の手紙を中心に約200点を展示。「池内藏太(龍馬の同郷の後輩)の両親宛のものは、近所のおばさんまでも気遣うなど、龍馬の優しさと望郷の念が良く表れていて、過去を振り返らない前向きなイメージの龍馬とは違う一面が垣間見れる。また、兄への礼状や、姪っ子の悪口を書いた風変わりなものなど、現代の私たちが読んでも超面白い!と思うものがたくさんあり、そういうものにこそ意味があるのでは」と語った担当学芸員の宮川禎一さん(龍馬の手紙をほぼすべて網羅しているそう)。

「龍馬は明治期からすでに大スターだった。そして、その頃からずっと良いイメージでみんなに大切に語り継がれてきた稀有な存在。絵画や仏像と違い、龍馬を展覧会で表すのはすごく難しいが、手紙の中身をじっくり読んで、それぞれの胸に理想の龍馬像を深く刻んでほしい」と宮川さん。人の心を動かし、ひいては幕末の世を大きく動かした偉人なだけに、ファンならずともこれからの時代を生き抜くヒントが得られる貴重な機会になりそうだ。

また、龍馬暗殺の際に敵刃を受けたとされる刀『銘吉行』や、87年ぶりに公開される脇差(個人蔵)など、昨年龍馬のものと認定された3口の銘刀も展示される予定で、刀剣好きにとってもたまらない内容になっている。

取材・文/浅野はるか

最終更新:6月2日(木)20時0分

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