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県境越え4図書館連携 加賀市・あわら市、相互貸し出し

北國新聞社 6月2日(木)3時13分配信

 加賀、あわら両市教委の4図書館は7月5日から、双方の市民に図書を貸し出す取り組みを開始する。両市にまたがる吉崎地区には、15世紀末に蓮如上人が構えた吉崎御坊があり、4図書館がそれぞれ所蔵する蓮如上人関連図書の貸し出し需要があるとみて、相互貸し出しを決めた。両市教委は県境を越えて文化や歴史、生涯学習を介した交流をさらに促進する。

 相互貸し出しのサービスを受けることができるのは加賀市中央図書館と山中図書館、あわら市金津図書館、芦原図書館となる。

 隣接する両市は昨年4月に吉崎地区の県境に情報館「越前加賀県境の館」を開設し、連携を進めている。それぞれの市民からは、両市にゆかりが深い吉崎御坊や北国街道に関する図書を相互に利用できるよう求める声があり、7月5日に協定を結び、相互貸し出しを開始することにした。

 それぞれの市民が利用する図書館で身元証明書を提示して利用カードを作ることで、貸し出しを受けることができるようになる。

 加賀市中央図書館によると、県境を越えた図書館の相互貸し出しは津幡町と小矢部市、兵庫県豊岡市と京都府京丹後市など数少ないとみられる。一般書籍の蔵書は加賀市中央図書館が約30万冊、山中図書館が約8万冊で、あわら市金津図書館が約8万3500冊、芦原図書館は約7万1200冊となっている。

北國新聞社

最終更新:6月2日(木)3時43分

北國新聞社