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原作の世界観を丸ごと再現! ミュージカル『魔界王子』開幕

チケットぴあ 6月3日(金)18時49分配信

ミュージカル『魔界王子 devils and realist』が6月1日(水)に開幕した。本作は、月刊「コミックZERO-SUM」(一迅社)で連載中の同名マンガ(原作・高殿円、漫画・雪広うたこ)を原作にしたミュージカル。2013年にアニメ化され、舞台化は初。

舞台写真、全25点

公開ゲネプロ前のフォトセッションには石渡真修(主人公・ウイリアム役)、鮎川太陽(ダンタリオン役)ら出演者10名が揃って登壇。賑やかに意気込みが語られた。

河原田巧也は「魔界へようこそ、というよりも、僕たちが皆さんを魔界にお迎えする作品。立体感を出して、皆さんを包み込むように届けたい」、鮎川は「キャストだけでなく、すべての人を巻き込んで作り上げた作品。原作に忠実に、僕たちも役に一生懸命取り組んできた。お客様が入って完成。楽しんでください、ではなく、一緒に作り上げてください、とお伝えしたい」。最後に石渡が「何回も観てもらえるような作品になるように、千秋楽まで上を目指してがんばりたい」と語った。

また、作品の内容についても「たくさん2.5次元の作品がある中で、ザ・ミュージカルと呼んでいいほどの作品になっている」(法月康平)、「見どころはクロス(布)を使った演出。他ではまだ観られないものを作っていると思います」(遠藤誠)と紹介した。

物語の舞台は、19世紀の英国で選ばれた生徒のみが入学できるパブリックスクール。その中でも特に学力の高いストラドフォード校に通う名門貴族トワイニング家の跡継ぎ・ウイリアム(石渡)は、現代科学を愛するリアリストな自信家。しかし、叔父の事業失敗で財産を失ってしまい、学費捻出のために何か金目のものはないかと、屋敷の“開かずの扉”をこじ開ける。すると、ダンタリオン(鮎川)が現れ「自分は悪魔の代理王候補。お前はソロモン王の血を引く選定公で、代理王に投票する権利を持つ」と告げる。その日から、ダンタリオンら“代理王候補”が次々と学校に潜り込み――。

ファンタジー要素満載の本作。しかし演出はアナログな手法にこだわり、引き起こされる超常現象なども、映像を使わず、クロスと役者の身体能力、音と光で魅せる。楽曲も、ポップなものからしっとりと聴かせるものまで幅広く、中には思わず笑ってしまうような曲も。さらに、原作の魅力のひとつでもあるコミカルなやりとりも随所で再現されており、衣裳やメイクももちろんのこと、『魔界王子―』の世界を丸ごと楽しめる仕上がりとなっていた。

ミュージカル『魔界王子 devils and realist』は、6月5日(日)まで東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて上演。

最終更新:6月3日(金)18時49分

チケットぴあ