ここから本文です

付着させたらなんでも楽器になるガジェット「MOGEES」が、もはや“魔法の道具”にしか見えない!

M-ON!Press(エムオンプレス) 6月3日(金)18時6分配信

石、木材、金属……有史以来、あらゆるモノを素材にして楽器を作ってきた人類。21世紀に入り、人類は身の回りのモノをなんでも楽器に変身させてしまう“魔法の道具”をついに手に入れた。

装着したものなんでも楽器に変えてしまうガジェット、それが「MOGEES」という円形の小型ガジェット。

使い方はシンプルで、専用アプリがインストールされたスマートフォンに接続しながら、モノに付着させるだけ。するとそれは触れるだけで様々な音色を奏でることのできる“楽器”に早変わりするのだ。

木を叩く、壁をなでる、机をこする……触れる対象に「MOGEES」を繋げてさえいれば、これらの行為が立派な演奏になるのだ。

■一般販売も! 開発したのはロンドンの電子音楽研究

「MOGEES」本体には振動を検知する高性能のセンサーが備えられており、センサーが物体に触れた際の振動を細かく分析。そしてアプリ内のサウンドフィルターがその振動に応じた音を出す仕組みになっている。

例えば、シンセサイザーのサウンドフィルターを選択し、鍋に「MOGEES」を付着させれば、“叩けばシンセの音が鳴る不思議な鍋”の出来上がり、となるのだ。

開発したのは、ロンドンの電子音楽研究Bruno Zamborlin。商品化のため、2015年10月にクラウドファウンディングをスタートしたところ、音楽ガジェットとしての革新性が話題となり、プロジェクトは即成立!

現在は、95ポンド(約1万5000円)で一般販売もされている。

■世界のユーザーが披露するクリエイティブな使い方

あらゆるモノを楽器に変身させることができる最先端ガジェット「MOGEES」。今回は、世界中の「MOGEES」ユーザーの中から、クリエイティブな使い方をしている3人を紹介しよう。

まずはブレイクダンサーによる使い方。彼は屋外で踊るときに地面に敷くシートに「MOGEES」を設置し、ダンスのステップによる振動で、音を奏でている。

ストリートで周りの仲間と差をつけたい、クリエイティブなB-BOYにおすすめだ。

次は10歳の少年による微笑ましいプレイ。この少年は「MOGEES」を繋いだコンロをフォークとナイフで叩くことで、「エリーゼのために」を演奏している。

「エリーゼのために」と言えば、39歳のベートーベンが、18歳のエリーゼ(テレーゼ)への求婚のために作曲したとされている1曲。

楽曲の誕生から200年後に、キッチンのコンロを叩いて演奏されることになるとは、ベートーベンは想像もしていなかっただろう……。

最後は、剣を飲み込む大道芸人による使用方法。彼は飲み込む剣にMOGEESが繋ぎ、剣が口内や喉に触れる振動を利用して、音を出している。「その発想はなかった!」と開発者を驚かしたであろう、簡単には真似できないクリエイティブな使い方だ。

最終更新:6月3日(金)18時6分

M-ON!Press(エムオンプレス)