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<高嶋政伸>「真田丸」汁飯の“怪演” 「蛇のように」 父忠夫の“教え”も 

まんたんウェブ 6月5日(日)9時0分配信

 俳優の堺雅人さん主演のNHK大河ドラマ「真田丸」で、北条氏政を演じる俳優の高嶋政伸さんの“怪演”が話題になっている。氏政は気味の悪い表情で飯を食べながら登場する印象的なシーンは、史実に残る氏政と父氏康のエピソードから生まれたといい、高嶋さんも父・忠夫さんから同じ教えを受けていたことを明かした。高嶋さんは、氏政役の演技にについて「薄気味悪さがあり、狡猾(こうかつ)で蛇のようにじわりじわり攻める」と説明する。「丁寧にやっているところがあっての変化球だと思う。基本がしっかりしていないとレベルが下がる」と話す高嶋さんに氏政への思いや汁飯の“怪演”について聞いた。

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 ◇氏政は歌を好む公家のような武将

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。高嶋さんが演じる氏政は、関東最大の戦国大名。長男・氏直(細田善彦さん)に家督を譲ってからも発言権を持ち、関東の覇権をかけて真田家と激戦を繰り広げる。

 高嶋さんは、氏政を演じるにあたり、三谷さんから映画「クォ・ヴァディス」のネロ、1988年放送の大河ドラマ「武田信玄」で中村勘九郎さん(当時。故・十八世勘三郎さん)が演じた今川義元のようなイメージと伝えられ、「浮世離れをしていて、歌を好む公家のような武将」と説明されていたという。

 印象的な汁飯の場面は、氏政が飯に汁をかけて食べていた時、途中でもう一度かけたところ、父の氏康から「毎日、飯に汁をかけて食べているのに、一度で適度にかけられない(学習しない)。汁の量も量れない人間に、領主として民や家臣の気持ちが分かるのだろうか……」とつぶやいたとされるエピソードから生まれた。

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最終更新:6月5日(日)9時0分

まんたんウェブ