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再起の物語海外で反響 いわきの塩崎凱也さん(79)自叙伝

福島民報 6月3日(金)9時12分配信

 福島県いわき市内郷御台境町のたこ焼き店「虎屋多幸兵衛」取締役相談役の塩崎凱也(よしなり)さん(79)の著書「疫病神 貧乏神 死神が教えてくれた幸せの法則」(PHP研究所)が中国語に翻訳され、海外で反響を呼んでいる。苦難の人生をまとめた自叙伝で、塩崎さんは「国籍を問わず、壁にぶつかった時に読んでほしい」と話している。
 塩崎さんは7度の倒産を経験しながら再起を果たした。民報サロンの執筆などを通じて体験談を広く紹介している。著書は平成22年2月に発刊された。
 東日本大震災後、台湾で開かれた日本物産展に出店した際、たこ焼きとともに著書を並べた。多くの来場者が興味を示したことから、PHP研究所常務の安藤卓さんや全国PHP友の会名誉会長の道嶋一男さんの橋渡しで台湾の大手出版社「天下雑誌出版」からの出版が決まった。4月末から台湾や香港などの書店と、インターネットで販売している。
 会員制交流サイトなどを通じ、各国から共感のメッセージが届いている。虎屋多幸兵衛専務で次男の貴英さん(47)を介し、自筆の人生訓を返信している。
 来年9月には新たな著書を出版する予定で、中国語版も検討している。「生きていればやり直しが利く。本を読んでいただき、日々の苦しみから立ち直るきっかけにしてもらえれば」と願っている。

福島民報社

最終更新:6月3日(金)10時57分

福島民報