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米輸出狙う韓国製高等練習機 初の飛行テスト成功

聯合ニュース 6月3日(金)16時32分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国航空宇宙産業(KAI)は3日、米国輸出を念頭に開発を進めている韓国製高等練習機T50Aが2日の初飛行テストに成功したと発表した。

 T50を基盤に開発が進められているT50Aの飛行テストは韓国南部の慶尚南道・泗川で約50分にわたり行われ、KAIをはじめ国防部や米ロッキード・マーチンの関係者が見守った。

 米国の高等練習機(TX)導入事業の有力候補機種のうち、飛行テストを実施したのはT50Aが初めて。

 昨年12月に朴槿恵(パク・クネ)大統領が出席して開催された試作機公開行事に続き初の飛行テストに成功したことで、輸出に向けたマーケティング活動にも弾みがつくとみられる。

 KAIとロッキード・マーチンは、米政府が推進する「TX事業」の受注に向け超音速練習機T50を土台にしてT50Aを開発中だ。

 T50Aは06年に開発したT50を最新化した機種で、米空軍が要求する大画面ヘッドアップディスプレーを備えた操縦席と仮想訓練(ET)機能を追加し訓練効果を最大化できるよう設計されている。

 この事業は米空軍の350機をはじめ、海軍などを含めると計1000機、200億ドル(約2兆1712億円)規模の大型事業。米政府は年末に入札公告を行い2017年に契約を締結する計画だ。

 KAIとロッキード・マーチンは今年後半から米国でのマーケティング活動に本格的に取り組む。

 同事業をめぐってはT50Aのほか、イタリアのM346、英国のHawk(ホーク)128、米ボーイングとスウェーデン企業SAAB(サーブ)が合作して生産したJAS39が競争を繰り広げると予想される。

最終更新:6月3日(金)16時42分

聯合ニュース