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原子力潜水艦建造すべき 高まる北の脅威に=韓国専門家

聯合ニュース 6月3日(金)19時52分配信

【ソウル、西帰浦聯合ニュース】高まる北朝鮮の軍事的脅威を受けて、韓国国防研究院(KIDA)のプ・ヒョンウク国防戦略研究室長は3日、北朝鮮の核とミサイルを無力化し報復攻撃を行うためには、原子力潜水艦が不可欠だと主張した。

 プ氏は韓国南部・済州道西帰浦市の民軍複合港に停泊中の揚陸艦で開かれた「第17回艦上討論会」での主題発表を通じ、北朝鮮の核と非対称戦力の脅威に対応し、原子力潜水艦の建造や艦艇ミサイルの強化、海軍特殊戦戦力と対特殊作戦部隊戦力の底上げが必要だと述べた。

 プ氏は韓国では2004年に原子力潜水艦開発事業が中断して以降、10年以上原子力潜水艦に関する議論が行われてこなかったが、昨年改定された韓米原子力協定により20%のウラン濃縮が可能になったと指摘。現在建造計画が進んでいる次世代潜水艦「張保皐3」(3000トン)の7番目の潜水艦を原子力潜水艦として建造することができるようになったと主張した。

 韓国軍は20年から24年までに1~3番目の「張保皐3」を建造し、25年から27年までに4~6番目を建造する計画だ。

 プ氏は、まだ7番目の建造計画はないものの、この潜水艦を原子力潜水艦として建造すべきだと主張するもので、「原子力潜水艦は長期間の潜水能力により対北潜水艦作戦で絶対的優位に立てる戦力だ。ひそかに進攻する能力を活用したさまざまな報復攻撃を行えるため、北の核および非対称戦力への対応に絶対に必要な戦力だ」と強調した。

 また、北朝鮮の核兵器の能力が高度化していることに伴い、韓国社会で核武装や戦術核兵器配備を求める声が高まる中、現実的な可能性を踏まえると原子力潜水艦の建造が最も実現可能な代案だとの考えを示した。

最終更新:6月3日(金)19時52分

聯合ニュース