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神回避も見せた!これぞスバル魂!ニュル24時間レースでみせた連覇への情熱

オートックワン 6月3日(金)19時2分配信

クルマ好きにとって憧れの聖地とされるニュルブルクリンク。公開日に行けば誰でも走れる気軽さと裏腹に、世界的な超難関サーキットとして知られている。

ニュルブルクリンク24時間耐久レース2016(画像73枚)

全長20kmを越えるノルドシュライフェ(北コース)は難しい路面が多く、コース内の高低差も200mほどあって、パドック周辺と反対側では天気が異なることもある。またドイツ車メーカーが新車開発に使うことに加えて、近年では世界中のスポーツカーがニュルブルクリンクでクルマを鍛えることでも知られている。

なかでも、毎年5月下旬に開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースは、クルマ好きにとって聖地における年に一度の祭典だ。ドイツ人のクルマ好きの中には、一週間の休暇を取って、週の前半からコース脇にキャンプを張って場所取りしている人もいる。

私のような“ニュル観戦初心者”にとって、一番の驚きはドライバーと観客の距離感が近いことだった。スタート前には大人も子どももコース上に入ってレーシングカーの近くまで行けたり、子どもがドライバーにサインをねだるなんてこともできる。

もちろん、私もイケメンのドライバーを探しては、握手をしたり、セルフィをお願いしたり・・・なんてことをしたかったけど、お仕事なので我慢しました。

もうひとつ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースといえば、波乱が多いことでも知られている。山間のサーキットゆえに一日の中でも天候が変わりやすく、またコースのところどころで晴れていたり、雨が降っていたりという気まぐれさで、タイヤの選択も難しい。

そのなかでも、今年は波乱に満ちていた。レース序盤にどしゃぶりの雨が降ってコースアウトが続出したかと思うと、なんと(!)ヒョウまで降ってきて、まさかの赤旗で3時間もの中断を余儀なくされた。

そんな激しい環境の中、日本勢には明るい話題が多かった。スバル「WRX STI」が“神回避”と呼ばれる奇跡的なクラッシュ回避をした上で、激戦区であるST3クラスで2連覇を果たした。日産「GT-R GT3」がトップカテゴリーのSP9クラスで11位で完走し、トヨタ・ガズーレーシングの3台のうち2台が完走して、36号車のレクサス「RC F」がトラブルを克服してクラス優勝を果たすなど、各社がニュルブルクリンクにかけた情熱が実を結んだ格好だ。

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最終更新:6月3日(金)19時2分

オートックワン